2004年10月13日

『戦争の犬たち』より

フレデリック・フォーサイス,『戦争の犬たち』(篠原慎訳)より:
ここ二年近く、わたしは、あんたやジェームズ卿みたいな人間のために、五十万から百万もの幼い子供たちが、飢えて死んでいくのを見てきた。根本的には、あんたのような人間が、邪悪な腐敗しきった独裁制を操って、より大きな利益を懐にするために、やったことなんだ。しかもすべては、法と秩序の名において、合法性と制度上の規定を根拠にして、行なわれたんだ。わたしは一介の戦争屋かもしれない、けちな殺し屋かもしれない。しかし、私は冷酷なサディストじゃないつもりだ。あの暴虐がどのように、なぜ、行なわれたか、そしてだれがそれを背後で操っていたか、それをわたしは自分なりに探ってきた。表面に見えているのは一握りの政治家と外務省の役人だが、彼らは役所の縄張り争いや、再選のことしか見えない、考えない、ただの操り人形さ。そして彼らの背後に巧妙に姿を隠しているのが、あんたの大事なジェームズ卿のような不当利得者だ。だから、わたしはこんどのことをやったんだ。
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posted by nofrills at 08:27| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

英国,公式に「サダムの大量破壊兵器は45分で」説を撤回。

まだ撤回してなかったんかいとしか言えない。

Straw withdraws 45 minutes claim
Last Updated: Tuesday, 12 October, 2004, 16:17 GMT
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/
3736086.stm


BBCは,この件については,ばりばりの当事者だ。BBCのラジオ番組でアンドリュー・ギリガンというBBCの社員が「45分で使えるというのは政府が情報を潤色したものだ」と述べ,彼がそう言い切る根拠となった情報を与えたと特定されたドクター・デイヴィッド・ケリーは,公的に事情を聞かれた直後に変死体となり,そしてそのドクター・ケリーの死の真相を究明する調査委員会(ハットン・インクワイアリー)で,「政府に落ち度なし,BBCは先走りしすぎ」みたいな判断が下されて,BBCのトップ2人が辞任し,アンドリュー・ギリガンはBBCを去った。続きを読む
posted by nofrills at 08:04| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月11日

ステレオタイプとプロパガンダ。

第2次世界大戦(太平洋戦争)における日系人の強制収容についての学習サイトに,こんな「ステレオタイプの日本」があった。続きを読む
posted by nofrills at 07:19| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月10日

訃報:ジャック・デリダ

Quo vadis, domine?さんで「デリダ死去」を知り,反射的にBBCを開く……あった。

http://news.bbc.co.uk/2/hi/europe/3729844.stm続きを読む
posted by nofrills at 03:32| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月09日

ケン・ビグリー殺害を確認。

私は虚脱している。イラクで拉致され,英国人に向けて「倒れてしまった高齢の私の母に対して持ってくださっているあなたがたの思いやりの気持ちを,イラクの女性の囚人たちにも向けてください」というメッセージを発していたケン(ケネス)・ビグリーの死が,確認された。

これまで,ひとつひとつの死の奥に,一体何があっただろう。殺された人たちは何を考えていただろう。そして殺した人たちは。

とか考え出したらぐるんぐるんしてしまって,結果,すっかり虚脱している。

なぜこんなことになっているのか,誰か説明してくれないか。続きを読む
posted by nofrills at 05:17| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さらに続報:「ロンドンのモスクとベスランの学校襲撃に関連が」という記事について。

在英の知己がたまたま10月3日のオブザーヴァーを買っていたとのことで,例の「フィンズベリー・パーク・モスクとベスランの関連」記事(guardian.co.ukの当該記事,これについてのうちの過去記事と,オブザーヴァー報道に対するロシアの反応について)について,詳しいことを教えてくれた。

石川純一さんはこのオブザーヴァー記事を元にしてウェブログの記事を書いておられるが,私の結論としては,「これを元にして何かが判断できるという記事ではない」

だいたい,そもそもこんな粗雑な記事を,ジェイソン・バークが書くこと自体がありえないと思っていたのだが,紙面では誰の署名も入っていないとのこと。

ウェブ版では下記の画像の通り,ジェイソン・バークの署名があるのだが,紙面で署名がないのなら,ウェブはミス・プリント(←懐かしい言葉だ)だろう。紙の方が上位だろうから。
observer.png続きを読む
posted by nofrills at 05:04| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2004年10月06日

続報:「ロンドンのモスクとベスランの学校襲撃に関連が」という記事について。

前記事で,異様なまでに曖昧糢糊とした英Observerの記事のことを書いたんですが,続報。

ロシアのメディアから「英国人などいなかった」報道が出てます。
NO BRITONS ON BESLAN TERROR GANG: TORSHIN 続きを読む
posted by nofrills at 10:59| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

Rums...failed

米国が「あるんだよ,あるんだよ,証拠もあるんだよ」と言ってた「サダムとアルカーイダの関係」はなかったかも,とラム爺。

Rumsfeld questions Saddam-Bin Laden link
http://news.bbc.co.uk/1/hi/world/americas/
3715396.stm


もう,この画像だけですべて語っちゃって,って感じ。
rumsfailed.jpg

ちなみに私は犬Tにちと興味あり。でも着せる犬がいない。。。
posted by nofrills at 09:09| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

【フルバージョン】拉致されているケン・ビグリーの言葉。

10月1日にIndependentのextractを訳出したケネス・ビグリーさんの言葉,改訂版です。ビグリーさんについての情報アップデートつき。続きを読む
posted by nofrills at 07:40| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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