2004年10月21日

或る詩人

大股に歩るきながら
そして私は考へるのだ、
とにかくわれわれは
敵に憎まれる必要がある、
その必要のためにのみ
貴重な口を開け、
大事な足を前に出せ、
傍若無人の行為は許されてゐるのだ、
――傍若無人はいけない、
といふものがあれば、それは味方ではない敵だ、
……
――小熊秀雄、「月の光を浴びて」
posted by nofrills at 01:14| quote | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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