2005年07月27日

ストックウェルのshoot to kill――私服警官たちは「警察だ!」と警告したのか?

射殺されたブラジル人男性が,駅で止まらなかったのはなぜなのかについて(←「止まらなかった」どころではない。事実はまったく逆というかそれ以上で、彼は列車に乗り込んで座席に着いた後で、取り押さえられて頭に何発も撃ち込まれた),正確なところはThe Independent Police Complaints Commission (IPCC) の調査結果が出るのを待たなければならないけれども(そしてその調査が本当に正確なことを言うのかどうかという問題もある――まさか1972年のブラッディ・サンデーのWidgery inquiryのようなことはあるまいが(^^;),報道などから知る限り,これまでいくつかの「原因となった可能性のあること」が挙げられてきました。

そんな中,27日のガーディアンにこんな記事が出ました。
Shooting to kill needs no warning
http://www.guardian.co.uk/uk_news/story/0,,1536751,00.html
つまり,警察のshoot to killにおいては,警告(「警察だ!止まれ!」といったもの)を必要としないというレポート。the Guardian has learned.と書いてあるから,ガーディアンがこの点を取材してきたことで判明したことだろうと思います。続きを読む
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2005年07月26日

5発ではなく8発――ロンドンのshoot to kill

Police shot Brazilian eight times
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/4713753.stm
The man mistaken for a suicide bomber by police was shot eight times, an inquest into his death has heard.
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Brazilian Jean Charles de Menezes, 27, was shot seven times in the head and once in the shoulder, at Stockwell Tube station, south London, on Friday.
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Det Insp Elizabeth Baker revealed the details at a hearing in London.


なるほど,目撃者証言では「5発」だと言われていたけれど,撃った警官本人が「8発(7発を頭に,1発を肩に)」と述べたわけですね。

なお上記URLにあった記事は,昨晩11時ごろに確認した時点では,「射殺された男性はヴィザが切れていた」という内容でした。が,それは家族が否定したことで現在は
Security sources have said Mr Menezes had been in the UK on an out-of-date student visa, but his family deny this and are considering suing the police.

と置き換えられています。続きを読む
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ストックウェルのshoot to kill ――彼は彼らを私服警官と認識していたのか?

さっきの続き――

「駅で止まっていれば撃たれなかっただろうと考えられることから,男性がなぜ止まらなかったのかがもっと注目されてよいと私は思う」という前提(実は多少無理があるが……止まっていても撃たれていた可能性もあるので。そしてそれは実は重要なポイント)での話のパート2。「彼は自分に『止まれ』と言っているのが警官だと思っていなかった」という可能性について。続きを読む
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2005年07月25日

ストックウェルのshoot to kill ――彼は英語がわからなかったのか?

引き続き,ロンドンでの警察によるshoot to killについて。

駅で止まっていれば撃たれなかっただろうと考えられることから,男性がなぜ止まらなかったのかがもっと注目されてよいと私は思う。

というわけで,マスコミの記事などから,「彼はなぜ止まらなかったのか」をまとめていこうと思う。

事件発生後の報道記事やウェブログなどで,可能性として,
1)彼は英語がわからなかった
2)彼は自分に「止まれ」と言っているのが警官だと思っていなかった
ということが挙げられている。続きを読む
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2005年07月24日

AP通信と共同通信の合同世論調査@日本&米国

AP通信と共同通信が日本と米国で合同世論調査を行なったということを知り,関連記事を探してみた。

米国での記事(正確には,この記事があるところで紹介されていて,それでこの合同調査のことを知ったのですが):
http://cbs4boston.com/ctnews/CT--WorldWarIIPoll-Ir-mn/resources_news_html

日本での記事:
http://www.chugoku-np.co.jp/NewsPack/CN2005072401000063_Main.html
http://www.chugoku-np.co.jp/News/Sp200507240051.html
http://www.kobe-np.co.jp/kyodonews/news/00023074kd200507310700.shtml続きを読む
posted by nofrills at 19:54| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

shoot-to-kill policy in London――即射殺というやり方

事実を断片的に記せば,1)ストックウェル駅で警察によって射殺された男性は爆弾事件とは無関係だった。2)shoot-to-kill policyというおぞましい語句がいくつかの記事に見られる。(「おぞましい」というのは私の価値判断に過ぎないが。)続きを読む
posted by nofrills at 17:37| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

関係のない人を射殺してしまったのだそうです。

爆発しそこないだったらしい21日の爆弾事件@ロンドンの翌日に,ストックウェル駅(小さな爆発があったオーヴァルの隣の駅,ノーザン・ライン)で警察によって射殺された男性は,爆発事件とは関係がなかったそうです。

警察のステートメントと,この件がthe MPS Directorate of Professional Standardsによって調査されているといった事実のみを記した,BBCの短い記事。
Shot man not connected to bombing
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4711021.stm
posted by nofrills at 01:34| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月22日

一応訃報:John Tyndall

19日に死亡記事が出てたよ。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/4697299.stm

John Tyndallってのは,極右政党BNPの設立者。生きてれば,21日にはリーズで開かれている(そう,リーズです)BNP現党首ニック・グリフィンの公判に出廷するはずだった。続きを読む
posted by nofrills at 00:38| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年07月21日

ロンドン地下鉄でまた小規模な爆発

bbc_21july.gif

一般の人の写真(moblog):
http://moblog.co.uk/view.php?id=80714
92年ごろに見慣れた光景だ。

BBC NEWS (website) 日本時間21日午後11:30ごろ
女性レポーター
「観光客がどうしたらよいのかわからない様子でいる」

男性レポーター(@ダウニング・ストリート)
何かをしようとしていた男がその場で逮捕された。武器を持っていたかなどは映像が粗いのでわからない(と記者が言っている)。
警備が厳重である。およびCobra(<会議の名称)について,記者会見について。

スタジオ
地下鉄で3件とバスで1件の爆発,警察・消防が対応中である,といった,ウェブサイトの記事に書かれている内容。

バスの爆発は,コロンビア・ロードとハックニー・ロードの交わるところで起きた。バスはウォータールーからハックニーに向かって走っていた。(ということは,シティを通り過ぎた後に爆発しています。仮説ですが,テロであるならシティのエリアでやるはず。)

スタジオに専門家
「まだ何もわかっていない。コピーキャットかもしれない」などなど。Coordinatedである。

#腱鞘炎気味なので,あまり文字が打てません。耳から入ってくるスピードに手が追いつかない。耳も限界……(眠い)。

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ブレア記者会見:23:42(日本時間)
「テロ」ではない雰囲気。なぜなら,30秒以上かけて「警察の皆さんは非常に迅速に対処し」というようなことをしゃべっているから。あとは「本日の予定に変更なし」「地下鉄はなるべく早く再開できるようにしたい」という内容。あと,オーストラリアの首相が訪英中で(ああこれオーストラリアの首相か。国旗はわかったんだけど,映像が粗いので顔が見えない),「オーストラリアと英国はイラクやアフガニスタンに見られるように緊密な関係にあり……」など。

今日の爆発は,おそらく,nothing seriousです。爆発自体は。そう思います。会見が始まって数分経ちますが,首相がまだ特に何も言っていないし(冷静に行動すべき,みたいなことはある),記者に聞かれても「まだ判断できる段階ではない」ということを答えている。

おー,オーストラリアのハワード首相がIRAについて何か言っとる。。。「ロンドンのみなさんはそういった経験もあり」というような内容。

※「続き」はここまでのBBCの聞き書きの前に書いたものです。続きを読む
posted by nofrills at 22:17| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

訃報:サー・エドワード・ヒース(英国元首相)

テッド・ヒース死去は,報道のあった当日(18日)に知っていたのだけど,ばたばたしていたので今頃になって記事を書く。

Former PM Sir Edward Heath dies
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/4691051.stm続きを読む
posted by nofrills at 20:51| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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