<英下院>反テロ法案重要条項を否決 与党多数が造反
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【ロンドン小松浩】英下院は9日、テロ容疑者を起訴しないまま90日間(現行14日間)拘束できるとした反テロ法案の重要条項を賛成291、反対322で否決した。ブレア政権が97年に発足して以来、政府提出法案の条項が下院で否決されたのは初。ブレア首相には大きな政治的打撃となった。下院は代わりに拘束期間を28日間に延長する修正案を可決した。
与党・労働党は354議席を占め野党を66議席上回っているが、野党・保守党、自由民主党の反対に加え与党から多数が造反した。下院の反テロ法案審議はすでに、テロ行為を称賛する言動の禁止など他の重要条項を可決しており、容疑者拘束期間延長の修正を踏まえて近く下院で法案全体を可決、上院に送る。上院でも「称賛」の定義や拘束期間をめぐって紛糾が予想され、政府の目指す年内施行は微妙だ。
〈中略〉
首相は「間違ったことをして勝つより正しいことをして負けた方がいい場合もある」と強気の構えを崩していないが、〈後略〉
どのツラ下げて言うかね。>「間違ったことをして勝つより正しいことをして負けた方がいい場合もある」。
このツラか?(「チョイ悪風にブタ鼻にしてみますた」)

Photograph: Peter Macdiarmid/Getty
大体なんだよこの「場合もある」ってのは。。。とひとしきり大笑いしたあとは、ブレアが「間違ったことをして勝」った事例を事細かに挙げてもいいんですが、フラストレーションがたまるだけなのでやめよう。原文を探すのもよいけれども、その時間がもったいないのでやめよう。ってか原文は"Sometimes it is better to do the right thing and lose, than to win doing the wrong thing."だけどね。
マニアがニヤニヤできる各議員の投票結果。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/4424170.stm続きを読む