ガーディアンのNews Blog,1月9日(by Mark Oliver):
Identity parade
http://blogs.guardian.co.uk/news/archives/2006/01/09/identity_parade.html「Iconsというプロジェクトで,Englishnessのシンボルを手始めに12個挙げているが,他にはどうだろう」というような内容の記事。
サイトをちょっと見たところ,Iconsは「みんなで選ぶ」式で進められるようで,とりあえずは12を選んでプロジェクトをキックオフ,ということらしい。
Iconsで選ばれた12のEnglishnessとは:
http://www.icons.org.uk/theicons- Stonehenge(ストーンヘンジ)
- Jerusalem(
ウィリアム・ブレイクの詩の1篇,通称『エルサレム』に曲をつけたもののことで,歴史的パレスチナの地にあるエルサレムのことではない)
- Holbein's portrait of Henry VIII(ホルバイン筆,ヘンリー8世の肖像→
画像)
- The King James Bible(欽定英訳聖書)
- S.S. Empire Windrush(第二次大戦後の1948年に英国内の労働力不足を補う目的でカリブの島々の人たちを移民させたときの船→すごく参考になる
愛媛大学のサイトの記事)
- Punch & Judy(人形劇。パンチとジュディの夫婦がどたばた劇を繰り広げるもの)
- Angel of the North(イングランド北部,ニューカッスル近くのGatesheadにある巨大な彫刻→
Flickrに写真たくさん)
- The FA Cup(イングランドのFootball Assosiationのカップ戦で,日本の「天皇杯」のようなものの優勝カップ)
- A Cup of Tea(植民地主義と切っても切れないもの)
- Alice in Wonderland(ルイス・キャロルが書いた物語,『不思議の国のアリス』は児童文学のあり方を変えた衝撃作でした)
- The Spitfire(英空軍の有名な戦闘機。エンジンがロールスロイス製)
- The Routemaster Bus(先日
通常路線から引退したロンドンの赤い2階建てバス)
これら12のアイコンは,
184の候補の中から選ばれたものらしい。今回12選に漏れたもののなかには,車の「ミニ」とか「赤い郵便ポスト」とか「赤い電話ボックス」とか「タワー・ブリッジ」とか「ブラック・キャブ」とか「フィッシュ&チップス」とか「クリケット」とか「聖ジョージ」(←イングランドの守護聖人)とか「ローストビーフ」とか「エール(ビール)」とか「クリケット」とか「スティフ・アッパー・リップ」とかいった,私のような俗物が思い浮かべる「イングランドのもの」がたくさんある。(今後これらからも選ばれていくようだが。)
「ウォレスとグルミット」と「チーズ」も今回は選から漏れている。「The English Sense of Humour」も漏れている。「野菜は何でも15分以上茹でてマッシュする」に至るや,候補にも入ってないが,「マッシュしたイモとグレイヴィー」は候補にはなっている。「フォルティ・タワーズ」は候補になっているが「モンティ・パイソン」は候補になっていない。
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posted by nofrills at 11:12|
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