「空港で一時身柄拘束」といえば、一般論として、真っ先に、「イミグレ(入国審査/パスポート・コントロール)で引っかかった結果の別室送り」が考えられるが、今回拘束された人たちは英国籍なのだから、普通に考えてそれはありえない。ありうるとすれば、偽造パスポートの疑いがある場合くらいだろう。(←推測。イミグレ法をそこまで詳しく読み込んでいないから、私に確証があるわけではない。)
……ということを1秒くらいで考えてP-navi infoさんの記事を読むと、
ロンドンの空港で「反テロ法」によって一時拘束された。
とある。
「一時拘束」の事態は相対的にはそんなに大きな出来事ではないと私は思うのだけれど(小さくはないが)、「反テロ法」とは……ややこしいものが出てきちゃったな。
元の記事(英語)では……anti-terror lawsか。ますますややこしい。
「ややこしい」というのは、法的解釈とかは関係ない、ごく単純な話だ。つまり「何を指すのか」が分かりにくいということ。続きを読む