"You white people you are the ones that supplied all the weapons," he yelled at her. "Now you are going to feel what it is like."
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「武器をよこしたのはおまえらだ、おまえら白人がな。」男は彼女に向かって声を張り上げた。「それがどんなもんか、思い知らせてやる。」
2000年12月、ルワンダからブルンジの首都に向かっていたTitanic Expressというバスが、フツ過激派のFNL(the Forces for National Liberation; Palipehutu-FNL) に襲撃された。バスに乗っていたのはボランティアの活動家たち。その中に英国人、シャーロット・ウィルソンさん(当時27歳)がいた。
ウィルソンさんは科学(理科)の教諭で、ルワンダでもボランティアとして科学を教えていた。ルワンダ政府からも「ぜひともわが国のレベル向上にご尽力いただきたい」と頼りにされていた。
バスの乗客に向かって発射された銃弾は963発。ウィルソンさんを含む21人が殺された。続きを読む