つい先日やっと、V for Vendettaを見てきたんですが、はっはっは。乾いた笑いしか出んわ。展開がダルいとか途中で飽きるとかは個人の好みだから言わないけど(<言ってるって)、何で最後が「ピープルパワーはいつでも本物です」+「彼はお星さまになりました」的ゆるゆるなハッピーエンドになるかね。はっはっは。
全体主義社会のアウトローは宅配便で全国民に一気に荷物を発送できるのか。はっはっは。全体主義社会のアウトローはIRAより多い量の肥料爆弾を作って保管しておけるんだから、よほど立派な庭と納屋を持ったコンスタント・ガーデナーなんだろう。のわりに庭のシークエンスはなかったが。はっはっは。ホワイトホールからパーラメント・スクエアにかけて大群集が集まっているのに、さすがは復讐の鬼にハートをゲットされ、現実には求め得ない父親を求めてしまった反体制娘、群集の犠牲などまったく考えないで議事堂爆破(200メートル以内に何人いたよ)。はっはっは。
つーか、何で2005年になってから(<当初公開予定は2005年夏)、80年代的類型ディストピア with ヒトラー的類型独裁者を、新作として見なければならんのかね。現実はもっと先に行ってるというのに。
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