2005年03月10日

in any shape or form

The IRA statement yesterday frankly defies any description. It was quite an extraordinary thing to say. It cannot be in any shape or form justified.


ついさっき,たまたま文法解説サイトを見てて,「このin any shape or formという表現には我慢ならない」という記述を読んだばかり。今日の私の運勢は絶好調か?その文法解説サイトより:
Me, personally, myself, I'd sooner go to my grave than use disconnect as a noun ("There's a big disconnect between what he says and what he does"): I feel so dirty when I have to say it. The word lifestyle makes my teeth itch, and I'd rather gnaw my own leg off than say something like "any way, shape, or form." (Ditto phrases like "Me, personally, myself.")


つまりこの文法解説のサイトの人は,言語に関してはかなり(というかとても)保守的で,最近流行している語やフレーズが好きではない,ということを,tasteを名詞として使う例についての文章の中で,こんなに熱く語っているわけです。

この人が好きではない語やフレーズとは
* me, personally, myselfというフレーズ……日本語で言えば「ぼく(わたし)個人的には」でしょうか。
* disconnectを名詞として使うこと
* lifestyleという語
* any way, shape, or formというフレーズ……「いかなる形であろうとも」という意味で,要するにat all(notとともに用いられる)。

で,冒頭に引用したin any shape or formの実例なんですが,発言者はトニー・ブレア英国首相です。

ブレア首相といえば,エスチャリー・イングリッシュを使う英国人の代表格で,エスチャリー・イングリッシュとは,教養のある上流階級がわざと,テムズ川下流域(ロンドン東部を含む)の教養のない階級の人々の話し方を取り入れたような感じの英語で,90年代終わりから2000年ごろにかけて,英語を説明する英語のサイトでさかんに取り上げられていました。エリザベス女王もエスチャリーに傾いているとか,あのころは話題がつきませんでした。

今ではエスチャリーなんてもう当たり前になったのか,特に取りざたされているのを見かけないように感じます。

有名人では,ヴィクトリア・ベッカムがエスチャリーと言われていますが,彼女はベースがコックニーに近いという話も聞いたんですがどうなのかなあ……よくわかりません。彼女の夫の「様」はコックニーであってエスチャリーではないです。(「様」については断言します。)

■冒頭の実例の発見場所:
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2-1518041,00.html

文中のThe IRA statement yesterdayについては,こちらの記事をご参照ください。

発言が為されたのは,英国会下院(庶民院)での「党首討論(Question Time)」でのこと。

いずれにしてもin any shape or formって,とてもブレアっぽい言い方に感じられます。
posted by nofrills at 01:33| 英語/実例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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