2004年08月02日

スコットランド出稼ぎ事情

本サイトのこのページに貼りつけてあるヘッドライン配信に,Student's living hell berry picking in Scotlandというのが配信されていた。このヘッドラインの意味がわからなかったのでクリックしてみたら,う〜む,そうだったのか。記事は,最初の方でけっこうたっぷりと量を使ってすげー仔細に今エストニアの首都で開催されている「スコットランド・ウィーク」のことが書かれてます。これはライティングのテクニックなんでしょーか,「エストニアとスコットランドの関係」を提示するためだと思われますが,本筋とはまったく関係のないディテールは余分だと思います。このせいでちょっと読みづらい印象がある記事(「何が言いたいの?」と出だしでイライラする)なのですが,まあそれはいいです。

the HeraldのStudent's living hell berry picking in Scotlandより:
Scotland's soft fruit farms are heavily dependent on seasonal immigrant labour, mostly from Eastern Europe. Many are students who have paid UK-based agencies to be booked to work on Scottish farms.


というわけで,スコットランドのベリー類など柔らかい果実の農業は,主に東欧からの出稼ぎ(季節労働者)にかなり依存している,とのこと。

出稼ぎに来るのは学生で,エージェントにお金を払って(登録料とかいろいろでしょう)やってくる,と。

どうも無給(いわゆる「ボランティア」)ではなさそうなんですが,EU圏内の海外短期アルバイト斡旋(エストニアは今年5月にEUに加盟)かなあ?と思います。

EU拡大について,比較的大きく取り上げられてる話に,例えば自動車工場がドイツとかイタリアなど賃金の高い地域からチェコやポーランドといった賃金の安い地域に移転して,ドイツやイタリアの産業が空洞化している,とかいうようなことがありますが,東欧圏からのスコットランドの農場への出稼ぎなんて,考えたこともなかったなあ。

いずれにせよ,この記事の主眼は,エストニアからスコットランドの農園でイチゴを摘む仕事をしに来た学生が,あまりの待遇の悪さに「これは労働ではなく奴隷」と述べた,とかそういうことで,それに対してスコットランドの産業界(だと思う)がどう反応しているとか,斡旋した組織(チャリティ・オーガナイゼイションって書いてあるから登録してるところでしょう)がどう反応してるとか,そういうことです。

記事は,上に書いた通り,出だしがうざいので,ざくっと読みたい場合は,However, the week coincided with Estonian newspapers shocking readers with the story of Merike Tamm, who had picked strawberries in Scotland with her boyfriend, Kaspar.のパラグラフから下だけを読めばOKです。(その前に書かれてるのは「エストニアでは現在スコットランド・ウィークが開催されてて,かくかくしかじかな感じである」ということだけ。)
posted by nofrills at 19:06| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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