2005年10月26日

ロンドン地下鉄で「乗り越し精算」ができると考えてはなりません。

ペナルティ・フェアが£50になるかもしれない。。。

London Underground's blog経由,BBC記事:
Plans for £50 fare-dodger fines
Last Updated: Tuesday, 25 October 2005, 09:32 GMT 10:32 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/london/4373458.stm
Fare evaders in London could be fined up to pound 50 and persistent offenders issued with Asbos under new plans.


£50のペナルティ・フェアだけでなく,繰り返す場合にはAsbos適用……(Asbos=Anti Social Behaviour Orders)。

「ペナルティ・フェア」というのは,地下鉄やバスなどに乗っているときに抜き打ちで現れるインスペクターに「切符を拝見」と言われて出した切符が区間外だった場合に,その場で徴収される,一種の「反則金」のこと。

この反則金,長らく£10だったのが,昨年£20に値上げされ,今度はまた£50になるかもしれない(さらに,悪質な場合にはAsbos適用),とのこと。

ペナルティ・フェアの恐ろしいところは,その場で問答無用で徴収されるということです。「現金の持ち合わせがない」という場合でも,クレジットカードで徴収されるなどします。

しかし問題は,「目的地まで有効な切符を持っていない」のは,最初からキセルしようとしているような場合とは限らないことで,例えば東京の場合は乗っている間に気が変わって目的地に着いてから精算するとか,定期券で入って乗り越ししても目的地で精算するといったやり方が普通なのに対し,ロンドンの場合はそれをしようとすると「目的地まで有効な切符を持っていない」=「不正乗車」=「反則金」ということになる,という点です。

以上,基本的なことは拙著pp.131-132にも書いてある通りです。ともあれ,くれぐれも「着いてから精算しよう」とは考えないようにしてください。

あと,ロンドン交通のZoneのシステムは慣れてないとちょっとわかりづらいので,特に旅行者で自分で交通機関を使って移動される方は,Zoneが記されている路線図を,プリントアウトするなり,現地で入手するなり(地下鉄駅の窓口でもらえると思います)して,常に参照可能なように持ち歩くのがベストかと思います。(日本で発行されているガイドブックの地下鉄路線図も,多くの場合は,Zoneが明示されています。)
posted by nofrills at 20:20| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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