2005年02月16日

ずっこけ分詞構文の実例か?

「ずっこけ分詞」というのは,江川泰一郎『英文法解説』のp.347に記載されているのだが,分詞構文で「分詞の意味上の主語と文の主語が一致していない」もののことである。

これは「文法的には誤りとされている」が「実際には時おり使われる」。というわけで,実例コレクションマニア(?)としては,それっぽいものは見つけたら収集しておかねばならない。(→カテゴリを作りました。)

というか,自分でよくやるんだけどね,ずっこけ分詞は。ついうっかりと。でも自分でやったものは実例とはいえないから。

●発見場所とその内容:
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/3751692.stm→記事の内容はP-navi infoさん参照。
"Being a French company, I was sure that they would know what satire is and would have enough sense of humour to tolerate a spoof based on one of their products, especially for such an humanitarian cause."


上記の例では,Beingの意味上の主語(they)と,文の主語(I)が一致していないように見える。

しかし,ふつーに考えて,これはI was sure that が入ってるせいだから,「ずっこけ分詞構文」とは言えないかもしれない。I was sure thatを取り去って,
"Being a French company, they would know what satire is and would have enough sense of humour to tolerate a spoof based on one of their products, especially for such an humanitarian cause."

ならば問題ないのだから。しかも話した言葉を書き起こしたものだし。

でも,書き言葉でこれをやったら,チェックが入るかもしれないなあ,というような気がしなくもない。

にしても,複文中における分詞構文ってどうするんだっけなあ。

I was sure that they would know what satire is and ... , because they were a French company.……いちいち分詞構文にしないな,これは。分詞構文にする必要がない。むしろ,分詞構文にしようとするのは不自然。
posted by nofrills at 19:54| 英語/実例 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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