2004年07月07日

「湾岸戦争症候群」のインクワイアリ。

War syndrome inquiry 'will succeed'
http://www.thisislondon.co.uk/news/articles/
PA_NEWDEFENCEGulftues12gulfwar?source=


Gulf War syndrome inquiry pledge
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/3869065.stm

上記2件,どちらも7月6日の記事。(thisislondonのよりBBCの記事の方が話はわかりやすいです。)なお,「劣化ウラン」に興味がおありの方は,上記記事2件を開いてdepleted uraniumもしくはDUで検索をかけてみてください。

インクワイアリを行うのはLord Lloyd of Berwick(75歳,元Lord Justice of Appeal)。匿名の人物からの寄付金で独自のインクワイアリが行われる。インクワイアリにあてられる期間は3週間。

湾岸戦争に従軍した退役軍人30名,医療専門家,政府の代表者からの証言がなされる予定とのこと。

政府サイドは,MoDも保健省も協力的とは言えない態度らしい。

なお,ロード・ロイド・オブ・ベリックはインクワイアリにおいては「湾岸戦争症候群」との名称は用いないとのこと。各人各様の原因・病因があるかもしれないからとの理由で。

元軍人たちの主張:
They blame a cocktail of tablets and vaccinations they were given to protect them against nerve agents, anthrax and botulism.
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退役軍人たちは,(健康に問題が生じているのは)神経ガスや炭疽菌やボツリヌス菌から守るために与えられた多種多様な錠剤やワクチンが原因であると主張している。


すでに6月14日にこのインクワイアリについての記事がBBCに出ていたのですね。見落としていました。

というわけで,このインクワイアリでは「健康悪化はワクチンなどが原因なのかどうか」にスポットライトが当てられるようですが,さてさて,どうなることか。

ちなみに,政府がカネを出し,The Medical Research Council によって行われた調査では,「湾岸戦争症候群なるものは存在しない」との結論が出てます。昨年5月。(⇒それについてのBBC記事

その後,今年の2月には,退役軍人年金の支払いをめぐるトリビューナルで,ひとりの退役軍人が,英国で初めて「劣化ウランによる被害」を認められたということもあります。
posted by nofrills at 02:38| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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