2005年09月28日

で,また「あの男」に関連したトップニュースですか。

BBCのトップ記事,こんなニュースですか。

bbc_27092005.png

Zarqawi's number two 'shot dead'
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/4285394.stm

……このタイミングで。つまり,英国は今とても大変な局面を迎えている。とってもでっかいトップニュースが欲しい。

そういうときは呼ばれて飛び出てじゃじゃじゃじゃ〜んのあの男関係のニュース,というのが定石なんじゃないかというのがこの1年ちょっとの間の感触ですね。。。

私のような素人の感覚ですから,あてにはなりませんけど。

えーっと,個人的に,「○○の陰謀だ」説は,ニヤニヤしながら見るというのがほとんどで,いや逆に「それは本当に陰謀か?」とかいうので反論してみたりすることもあるような具合なのですけど(ウェブログではやってないかもね),それでも,これまで「ザルカウィ」という名前が,あたかも「恐怖の大王」のごとき凶悪なイメージを呼び起こす記述とともに,BBCのトップ記事に現れたタイミングというのを考えると,今回は。。。

だって基本的にはもう「ニュースが真実だ」なんて思ってませんから。断片的な事実はニュースの中にあるけれど,ニュースは真実だなんて思えませんから。北アイルランドも含め。

# 北アイルランドについて言えば,ロイヤリストが「自分たちが取り残されていると感じているから」暴動を起こしたなんて,真実だと思える? ロイヤリストが怒っているのは,もっと単純に,シャンキル・ロードの爆弾男(民間人9人を殺した)がシャバに出たと思ったら,次はIRAが「いい奴ら」になってたことでしょ。事実の経緯を見れば。怒ってるのは「取り残されている」ことじゃなく,「英国政府が滅茶苦茶なことをしている」ことです。

で,バスラの件ですが,こちらさんで経緯を追ってくれているのを今日発見しました。

仕事が超絶的に忙しいときにこういう大きなことが起きるとまったくカバーできないんですけど,まあできる範囲でちょこちょこと,メディア(BBCとガーディアン)の記事を見てみると,おそらくそういうことだろうという感じですね。

日本語でのマスメディア以外の情報は,故意に,ほとんど見ないようにしています。自身で英国の記事を通して英国政府&軍の言い分を知る前に,何らかの「結論」を持ちたくないので。

で,バスラのSAS2人ですか,顔は私たちは見ちゃいけないようですけどね。(写真はAFP。)


この人たち,荷物が爆発物やらロケットランチャーやらものすごいことになってました。(写真はロイター。)


こうなると,真っ先に連想するのはフレデリック・フォーサイス『神の拳』上巻,湾岸戦争時(特に上巻はイラクのクウェート占領時)の湾岸地域を舞台にしたフィクションの主人公,マイク・マーティン(だったっけ?そういうような名前)の大活躍。これしかないでしょう。小説の中の登場人物ですが,このSAS隊員は,お母さんがインドの人で見た目があちらの人っぽいし,子どものころをバグダードで過ごしたのでアラビア語はぺらぺらだし,というわけで……(以下,ネタばれになるから書きません)

なお,この小説は,特に上巻は,エンターテイメントとして非常におもしろいです。下巻は……フォーサイスの上下ものによくある読後感。
posted by nofrills at 00:25| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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