2005年07月30日

こまごまと,いろいろと,記事。

まずは本日の爆笑ニュース。キルロイ=シルクが,Veritas(泡沫政党)の党首を辞めた。早っ!
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/politics/4728941.stmこの「決断の早さ」が「男らしい」ってことかも……(^^;)

直接の原因は,「結果が出せなかったから」ということのようですが(5月の総選挙で1議席も獲得できず),ほんとにそれが原因で支持者からのプレッシャーで党首辞任に“追い込まれた”のだとすれば,この政党の支持者は周りが見えてなさすぎ。

記事にはかかれていないけれど,同じ総選挙で,激戦区だったベスナルグリーンで新政党Respectが議席を獲得し,かつ,このRespectはいくつかの選挙区で次点を獲得しているという「健闘」ぶりだった。

Veritasの支持者が「うちはどうしてダメだったんだ」と憤るとすれば,「Respectは議席を取ったのに」という点しか私には考えられないのですが(でなければ「我々はまだ始まったばかりで時間が必要だ」になって党首辞任とかにはならないはず),仮にそういうバックグラウンドであるとすれば,Respectで議席を獲得したのはジョージ・ギャロウェイという「大物」で,かつRespectは唯一の「左翼」政党であるということを2秒くらいでも考えれば,キルロイ=シルクという「テレビ出身のスター」が党首だからって,UKIPだのBNPだの,似たような主義主張の小政党がいくつもある状況で,自分たちが議席を獲得できないのは当たり前じゃないですか。

……という意見は,私個人の,極めてサーカスティックな意見です。事実ではないかもしれません。

なお,こんなキルロイ=シルク辞めろコールが出てるらしいんですね。
UKIP MEP Derek Clarke, who like Mr Kilroy-Silk represents the East Midlands, meanwhile said the ex-chatshow host should quit the European Parliament.


内紛かもね。

どうでもいいんですが,BBC記事の右列の「RELATED INTERNET LINKS」のところにVeritas公式サイトへのリンクがあるのでクリックしてみたら(これまでまったく興味がなかったので見もしなかった),この政党のシンボルカラーって「紫」なんですね。

なぜ「紫」なんだろう,と思ったのですが……ううむ,この色合いは,ユニオン・ジャックにある色を混ぜた色合いということでしょうか……。

で,紫から変なつなぎ方をしますが,ベルファスト(北アイルランド)でのゲイ・パレード,今年も行なわれるそうです。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/4722167.stm
(BBC記事は下半分の,リパブリカンのパレードについての方が本題だと思うけど。。。)

北アイルランドは,「カトリック系住民」と「プロテスタント系住民」の「衝突」が続いてきたとよく言われることから,「カトリック」と「プロテスタント」が圧倒的多数の2大勢力であることは周知だと思います。

「カトリック」はゲイについて極めて否定的です。

「プロテスタント」も,NIの場合は基本的に保守的(キリスト教原理主義)ですから,ゲイについては極めて否定的です。

検索してみたら,去年どのような妨害がなされていたかを詳しく書いた記事がありました。この記事ではキリスト教団体の妨害が具体的に紹介されているのですが,「あの連中はこういうことをする」という一方的非難のサンプル文のような引用であふれています。

続いて,まったく関係ないのですが,爆笑ニュース。

ウェストミンスターの国会議事堂のところでテントを張ってイラクの経済制裁反対と反戦の意思表示を4年間続けている男性がいるのですが,この男性の活動をやめさせる目的で作られた法律で,この男性の活動をやめさせることができない――と書くと,何が何なのかわかりませんが,要は法律の不備ということです。

で,それがどういう不備であるかというと……すごいわ,これ。法律では,ウェストミンスターのエリアでは「デモンストレーションを開始するときに警察の許可が必要」と規定しているのが,ウェストミンスターの男性が「デモンストレーションを開始」したのは4年前なので,この法律は適用されない。

つまり,法律の意図としては「あなた,デモを始めるときに警察の許可を取っていませんね。だからあなたのデモは違法です」としたかったのだけれど,2001年から続けているこの人には,2005年にできた法律は適用されるわけがない。

こんな法律を作ることがどうかというのはここではさておき,そのために作った法律なのに適用できないという間抜けた結果は,さすがは英国です。(???)

詳細は爆笑調記事@ガーディアンをどうぞ:
http://politics.guardian.co.uk/iraq/story/0,12956,1539238,00.html

BBCもあるよ:
http://news.bbc.co.uk/1/hi/england/london/4725907.stm

ちなみに法律の名称は,the 2005 Serious Organised Crime and Police Act……悪い冗談でしょうか。何がシリアスなオーガナイズド・クライムだって? 武器密輸?麻薬密輸?ウェストミンスターで?

# この法律は,もちろん,この男性を止めるためだけに作られたものじゃないとは思いますけどね。
posted by nofrills at 20:30| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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