2004年09月04日

ベルファストでまた「テロ」が。

航空機が高層ビルに突っ込んで,ではなく,フォークリフトがパブに突っ込んで,さらに爆弾プレゼント。ロイヤリスト(英国残留派)からリパブリカン(アイルランド統一派)への攻撃。人的被害がなかったのが何より。

Forklift attack on public house
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/
3623546.stm
ベルファスト北部(カトリックのエリア)のあるパブに,フォークリフトが突っ込んだのは,金曜日(3日)の1:00少し前(現地時間)。パブのオーナーは「そのとき店は混雑していた」と語っている。

パブの建物の窓は割れ,梁や柱が折れたりしている模様(some structural damage)。

粉砕された窓の側の席に座っていた客は,たまたまその時,トイレに行っていた。そうでなければその人は亡くなっていたかもしれない。(パブのオーナーは「神が助けてくれた」というようなことを述べています。)

BBC記事では,シン・フェイン党のcouncillorのコメントを引用しているが,それによると,この攻撃はUDA(Ulster Defence Assosiation)によるもの。

UDAは,プロテスタント系武装組織で非合法化されている。「アルスターは英国からもアイルランドからも独立すべき」との主張(この主張は主にスコットランド系移民によって為されるもの)。イアン・ペイズリーのDUPやUDR(Ulster Defence Regiment)とのつながりがあると言われている。【参考文献:Tim Pat Coogan, The IRA, Palgrave, 2002】

カトリック系のSDLP(Social Democratic and Labour Party)のcouncillorは,「今回の攻撃はロイヤリストのフーリガン(the loyalist hooligans)によるものに間違いないと思う。2つのコミュニティ(カトリック系とプロテスタント系)の間の緊張を高めることを意図したものだろう」とした上で,「カトリック側には冷静を保つよう呼びかけている」という。

つまり,「挑発には乗るな」ということ。

ベルファストでは木曜日(2日)にも標的を特定した銃撃事件が起きており,UVFの犯行だと考えられている。銃撃された人は重態。(でもこの事件,撃たれた人についての情報が記事にないので,オレンジから緑への攻撃なのか,オレンジの内輪もめなのかが私には不明。)
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/
3620062.stm
posted by nofrills at 00:15| todays_news_from_uk/northern_ireland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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