2004年03月02日

explosion, attack; war

何気なく読んでいる英語の記事,機械的に「攻撃」「戦争」と日本語の漢字の二字熟語に置き換えている語,それらは実はそんなにはっきりしたものではない。

ずっとずっと気になっていたのだけど,attackとwarとの違いは何なんだろう。例えばexplosionやgun fireは〈事実〉を客観的に示す語だ。しかしattackやwarは何らかの定義を伴う語である。その定義が共有され了解されている場合には〈事実〉を客観的に示すと言いうるかもしれないが,ではその定義は?ということが気になっているのだ。

warはattackを内包していると思う。しかしattackは必ずしもwarの中だけで起こるわけではない。

今日,バグダッドとカルバラでexplosionがあった。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3524589.stm

クエッタ(パキスタン)でも。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/3524851.stm

そしてナイロビ(ケニア)でも。
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/3524855.stm二十何年ぶりに復活するというお祭りはAshuraって言うんだ,ということを知ったのは,2月25日のSalam Paxさんのblogでだった。

私は(かなり中途半端なスタンスで)言語をおもしろがっているから,Ashuraは「アシュラ」なのか「アーシュラ」なのか「アシューラ」なのか「アシュラー」なのかなどと考え,そしてもちろん,日本の国宝の「阿修羅」像を思い浮かべたりしていた。

Salam Paxさんにとって,Ashuraが非常に特別なものであることは,blogの文面からすぐに見て取れる。

今,私の指先は震えている。寒いわけではない。

テレビの映像でオレンジ色の光が路上で突然起きる瞬間を見,BBCのウェブページで血が道路を赤く染めているのを見たからだ。

Explosions hit Iraq Shia festival
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/3524589.stm

夜のニュースでは「対立を煽るためにシーア派の宗教行事が狙われるかもしれないと米国は分析していた」ということが,バグダッドからの中継で述べられていた。

世の中には、あらゆるものを駆使して、自分達の「気持ち」を利用しようとするものが沢山ある。
――出典:Negative Stories,2004年2月24日
posted by nofrills at 19:45| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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