2004年10月09日

ケン・ビグリー殺害を確認。

私は虚脱している。イラクで拉致され,英国人に向けて「倒れてしまった高齢の私の母に対して持ってくださっているあなたがたの思いやりの気持ちを,イラクの女性の囚人たちにも向けてください」というメッセージを発していたケン(ケネス)・ビグリーの死が,確認された。

これまで,ひとつひとつの死の奥に,一体何があっただろう。殺された人たちは何を考えていただろう。そして殺した人たちは。

とか考え出したらぐるんぐるんしてしまって,結果,すっかり虚脱している。

なぜこんなことになっているのか,誰か説明してくれないか。英国のメディアでいくつか記事を読んだが,1つだけ読むならスコッツマンがよいと思う。
http://news.scotsman.com/index.cfm?id=1173882004
これは9日か10日に日本語にしてアップします。⇒遅くなってしまいましたが,12日にteanotwar.blogtribe.orgにアップしました。

インディペンデントはまだ情報が古い段階でのPAの記事しか上がっていない。
http://news.independent.co.uk/world/middle_east/story.jsp?story=570143

デイリー・ミラーは情報が古い段階のものである上に,いかにもタブロイドという感じの記事だが
http://www.mirror.co.uk/news/からの記事
以下は剋目して読むべし。米国管理下のプリズンには女性は2人だけで,英国管理下のプリズンには女性はいないなんて,あまりにも見え透いていて正々堂々たる大嘘だ。
The kidnappers said Bigley would be released if American-led forces in Iraq released female prisoners in Iraqi jails.
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America said it holds only two women in Iraq, both of whom were weapons scientists in the Saddam Hussein regime.
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The British government says they are not holding any women and they will not negotiate with the hostage takers.


ガーディアンは,私はまだ読めていない。
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1323060,00.html

そして頭に来るのがBBCだ。
http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk/3727658.stm

「BBCが記事を出した」というのは,その情報がどの程度確実なものであるかを推し量るひとつの指標にはなるのだが,この記事に関してはそれでしかない。つまり,読まなくてもいい。というかあまりにひどい記事なので――ハットン・インクワイアリ以降,BBCがまったくの骨抜きになっていることはわかってはいるのだが――読んでてむしょうに腹が立つ。

ビグリーさんの出身地であるリヴァプールの地域新聞もちょっと見てみようと思い,UKのYahooの「メディア」ディレクトリでLiverpoolをクリックしたら,not foundと来やがった。ほかのいくつかの都市名をクリックしても同じくnot found。これじゃディレクトリの意味ねぇだろ。さすが英国だ。腹立つ。

が,何とかicLiverpoolにたどりついてみたら,ストロー外相が拉致グループとコンタクトを取っていたとか,ブレアが密かにメッセージを送っていたとか,「政府はできる限りのことはしたんです」情報満載。吐き気。

刑務所の女性がほんとにフセイン政権で化学兵器を研究してた2人だけだったのなら,拉致グループだって「我が姉妹たちを解放せよ」という要求は出さない。普通に考えてそうだろ。

……虚脱の限界。すみません。
posted by nofrills at 05:17| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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