2004年11月15日

"a truly international operation" ・・・2つで。

さっきことしゃんのところにコメントしたときに検索をした流れで,こんな記事を見つけた。今年4月の終わりのもの。

"Too Late for Hearts and Minds"
http://www.counterpunch.org/cockburn04272004.html

っていうか,読んだ記憶があるんだけど,今読み直すとより話がわかるというか何と言うか,当時「この先そうなったら最悪」と思ってたようになってるのが今の状況。↑日本語が壊れている。

要は,4月にもワシントンからダウニング・ストリートに「英軍もバグダードに駐留させなさい」というプレッシャーがかかっていて,そのときは英国はその要請に応じなかった。彼らは「うちらは米軍とは違います」という態度を示したかったんじゃないかと思う。

The presence of British soldiers in the Iraqi capital would enable the US to claim it was a truly international operation in the violent Sunni triangle.
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The Government has said that sending additional units to Iraq would lead to overstretch. But British military commanders have become increasingly critical of the aggressive stance of the American forces at flashpoints like Fallujah.


enable the US to claim it was a truly international operation ってのがすごいね。米英2ヶ国でインターナショナルもクソもないって。とか言うと,internationalという語の定義の話になるんだろうな。で,この語はそもそもinter+nationalなので,nationとnationなんだから問題ない,みたいなことになるんだろうな。(以下ものすごく長くなりそうなので略)

ともあれ,英軍は米軍とは違うと強調することは,ただ単に事実を述べるだけではなく,それによる効果を目したものではある。だが,うそではない。仮にそれが「米軍に比べりゃまし」という程度であるにしても。

この「うそではない」がいかに危険なものであるかはわかっているつもりだけれど,11月のこのありさまを見れば,どうしても,心情的に,「やっぱり(They warned you!)」と思ってしまう。

Any British troops sent to Najaf, where the militant Shia leader Muqtada Sadr and his armed supporters have taken refuge, will be expected take part in a "hearts and minds campaign". But, a British defence source said yesterday, "Thanks to the way the Americans have behaved, it's too late. Any hand of friendship extended now is likely to be attached to a suicide bomber."


ああこれ,もうほんと,今読むと冗談みたいに正確だ。ハート&マインドなんて呼んでみたって実態が伴ってないじゃん,だから自爆攻撃に遭うんだろ,ということを,英国の国防筋のひとりが言っている。

これも「反米プロパガンダ」か?

米英がfriendsだと思ってるのは首脳と一部だけで,現場はそう思ってなかった。それが事実だ。(でも米国ではthe Brits fully supported usみたいなことがいっぱい流されてたんだよね。んで,掲示板とかだとBritから猛烈にイヤミな反論がある。米国はファルージャ掃討作戦のことを,無神経にも,英語ではOperation Phantom Fury「幻の怒り」と呼んでいるが,何がphantomなのか,冷静に考えることもできなくなっているようだ。ほとんど「コミカル・アリ」である。)

しかし,ではどうして11月のファルージャ掃討作戦のために英軍がイスカンダリヤに行ったのかってなると,甚だ疑問。

ううむ。

行かされた方はたまったものじゃないだろう。イスカンダリヤの英軍はもう少なくとも6人の死者を出している。

しかし,自分でmessを作っておいて,「俺たちがいなくなったらだれがこのmessをtake careするんだ」とか言うな。本当に腹が立つ,腹が立つ,はらたつのり〜。

※念の為,私はキャリアの長いアメリカ嫌いの英国好きだが,それは政治的にどうのこうのという話ではなく,ただ単に趣味に合うか合わないかの話だ。(政治的にどうこうということなら,「アメリカ嫌いの英国好き」などという欺瞞は許されないだろう……サッチャー政権以降は特に。)ただしそれによるバイアスは当然あるはずだ。
posted by nofrills at 17:39| voices_from_iraq | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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