2006年02月11日

Googleで遊ぶ人たち(&遊ばれる人たち)。

ウェブログ「安藤怜のロンドン灯」さんの9日記事より:

ところで、8日付けの英タイムス紙によると、いまグーグル・ドットコム http://www.google.com/ で、"liar"(嘘つき)という単語を入れて検索すると、トニー・ブレア英首相の経歴のページが、一番上に表示されます。


野次馬としてはこれはほっとけないので早速やってみました。下準備:
日本からの接続だと google.com で「ウェブ全体から検索」にしても日本語の検索結果が優先されるため、うまく行きません。google.comで"Google.com in English"をクリックして、「英語版」として動作させるようにしましょう。(下記キャプチャ画像ではgoogle.comではなくgoogle.co.ukを使っています。)

さて、下準備が終わったらあとは普通に検索ワードの"liar"を検索窓に打ち込むだけです。

検索結果キャプチャ画像:
liar_ggl.png

ひょひょひょ。

なお、"Google search"のボタンじゃなくて"I'm feeling lucky"のボタンでダウニング・ストリートに直行することもできます。

……

miserable failureの件を思い出しますね。っていうかそのまんま、もろに二番煎じですね。

「"miserable failure"を検索すると、ホワイトハウスのサイトのGWBの経歴のページが出てくる」ようになったのって、いつでしたっけ?

当時の検索結果画面のキャプチャなんか取ってないので、当時どうだったのかはわかりませんが、現状、こうなってます。↓

miserablefailure.png

「GWB」の次に、同じホワイトハウスのサイトからジミー・カーター、その次がマイケル・ムーア。

これが話題になってからかなり時間経ってますしね(2003年に始まってたはず)、「リベラル」対「保守(というべきか『リパブリカン』というべきかわからん)」の戦いが見て取れますね。

あ、ページ右上にあるSponsored Links、Googleblogの9/16/2005記事、「Google Bombingについて」につながってます。

ブログでは「現状では、failureもしくはmiserable failureで検索すると検索結果の第一位はホワイトハウスのページで、そのことについての苦情を多くいただいております」云々と説明されているんですが、2005年9月にcurrentlyというには、ちょっと時間的な幅が。。。

これは別に関心ないのでここで終わり。

で、「liarでブレアの経歴が表示される件」には野次馬的に関心があるので続けます。

まず、安藤さんのウェブログによるとthe Timesの記事にそう書かれているということなので、the Timesを見ます。
http://www.timesonline.co.uk/

しかし相変わらずこの新聞のオンライン版の検索は使えんので、the Timesのサイトで探すことはさっさと断念して、Google Newsに行きます。で、"liar google"で記事検索し、sort by dateすると、すぐに見つかります。
Shady tactics in battle for internet hits
By Adam Sherwin
http://www.timesonline.co.uk/article/0,,2-2030071,00.html

記事全体は、BMWがGoogleインデックスから外されたこと(→その後復帰したことについての記事)を軸のひとつとしたGoogleの技術面についてのもので、ブレアの経歴についての部分は一箇所しか出てこない。
The top result of a Google search for "liar" is now Tony Blair's biography on the official Downing Street website. This happened after anti-war "Google-bombers" set up hundreds of sites establishing a link. They exploited Google's policy of looking at not just the content of a page but also on how often a site is linked to others and with what words.


……とまあ、ちょっと真面目にソースを探してみるそぶり。

あのさ、これってさ、Tony Bliarのliarのところにダウニンス・ストリートのサイトのページをリンクさせるやつでしょ?

去年の、いわゆる「ダウニング・ストリート・メモ」(DSM)のときにはもうあったと思います。DSMが公になったのが2005年5月1日(サンデー・タイムズに全文掲載)だったから、もうかれこれ9ヶ月(少なくとも)? 

でもGoogleで"liar"という語で検索する機会はこれまでなかったので、今の今まで気づきませんでした。

でもGoogleさんはもうそうそう長くは遊ばせてくれなさそうな雰囲気です。

さらに野次馬継続。

Bliarのliarのところにダウニンス・ストリートのサイトのページをリンクさせてるものをGoogleでlink:で探してみると、UKの有名ブログが出てきます。でその有名ブログは、Tim Irelandさんとかがやってる「ブレア応援」(<ドメイン名の直訳:笑)のブログの記事を引用してる。

その中に"Bliar"がある。

で、Tim Irelandさんのとこは確か「マードック・ウォッチ」もやってるはず。。。うん、やってるやってる。

で、the Timesはマードック組。

わー、つながったつながった。

だから何、というわけでもありません。

終わり。

■追記:
上に「DSMのときはすでにあった」と書いたが、もっと細かいことを言うと、5月5日の総選挙の前、4月末に段々と「イラク戦争」が「争点」になってきて、その頃にはもうあったと思う。ただBliarは「サダムの兵器は45分」説がsexed upだと判明したときから使われてた罵倒語(?)だし、Liar liar pants on fireのはやし歌を添えたカリカチュアやカートゥーンも普通にあったし、Bliarのliarに経歴のページをリンクすること自体、アイディアとしてはmiserable failureと同じで、あれを知ってる人なら誰でも思いつきそうなことではある。
posted by nofrills at 10:00| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。