http://media.guardian.co.uk/site/story/
0,14173,1425609,00.html
理由は,「自身が政党を作ったこと」だそうです。キルロイ=シルクという人は,労働党の政治家だったのがテレビのプレゼンターになって,サンデイ・エクスプレスのコラムも書いていたという人気者(?)ですが,まあとにかくレイシストで反EUという,英国の右翼はこうですというステレオタイプみたいな感じがする人物。レイシスト発言が原因でBBCをクビになりました。
そのキルロイ=シルク氏は,いつからかUKIP(UKインディペンデンス)という政党に属し,昨年の5月には予想を覆して何とMEP(欧州議員)として当選してしまった(「UKはEUから離脱すべし」って政党の人がMEP!)のだが,この1月にUKIPを抜けて,自分の政党を作ってしまいました。
だから新聞(タブロイドだけど)のコラムはやめてもらいましょうというのが今回の判断。
キルロイ=シルクの政党はVeritasという名前です……をいをい,「真理」かよ。
“過激な”発言を惜しまない(?)キルロイ=シルク氏は昨年12月にマンチェスターで馬糞をかけられるという攻撃に遭遇しているのですが,このときに例のOpus Dei騒動のルース・ケリーさんも馬糞をかけられていたのですね。。。ってか一緒にいたの?と思ったら,キルロイ=シルク氏と同じ番組にゲスト出演していたんですね。
馬糞攻撃のときの記事がインターネット・ジャーニーにありました……こちら。攻撃されて反撃,それもプレスコット副大臣のパンチどころの騒ぎではなく,「おまえもなー」と攻撃者に馬糞を塗りたくるという勇ましさ。
これはこれで,支持者が増えそうでもあるのですが。