2006年04月28日

あの壁画はbeautifulでniceなんだろうか。

ココログ不調か、メンテ中か? 昼ごはん食べながらうにさんの記事(4月28日)にコメントつけようとしたらエラーになってしまったので、とりあえずこっちに上げ、トラバしておきます。ちょい長すぎたのかもしれん。

ともあれ、以下が投稿しようとしたコメント。。。で私は仕事に戻るぅ〜。

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うにさん、こんにちは。

Boston.comの画像集、写真の6枚目もBanksyです。
http://www.boston.com/news/world/gallery/wallart/

Banksyはロンドンなど英国の大都市で壁画&壁字を描き続けていて、彼の「作品」はflickr.coomを使っている人たちにも大人気、下記で2700枚以上閲覧できます。
http://www.flickr.com/photos/tags/banksy/

例えば風船少女とか爆弾少女とか花束男とか恋人たち(?)とか。

それにしても皮肉なことですね。昨年の夏、Banksyがパレスチナの壁にやったと聞いたとき、彼が「ゲリラ・アーティスト」としてあまりに著名なので「自由旅行者の壁画めぐりツアー」の状態になるのではないかとは何となく思っていました。Banksyとしては、壁をbeautifulでniceなものにするためにやったわけではないのですが、パレスチナの壁に描かれた絵は実際にbeautifulでniceで、「観客」の存在によってそれがよりいっそうそう見えるのかもしれないですね。

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当方での「パレスチナの壁に壁画」の記事@2005年8月:
http://ch.kitaguni.tv/u/917/todays_news_from_uk/0000250871.html

ボストン・グローブ
Israeli barrier draws artists to a cause
By Matthew Kalman, Globe Correspondent | April 27, 2006
http://www.boston.com/news/world/articles/2006/04/27/
israeli_barrier_draws_artists_to_a_cause/?page=full


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私の脳内では「壁画 mural」といえば北アイルランドなんだけど(<偏りすぎ)、あれは日本の「なんちゃらエンペラー参上」系の落書きと同系列というと言いすぎだろうか、パラミリタリーが領域を示すために、あるいは示威行動として、またプロパガンダとしてやっているもので、無意識のうちにそれと比較するから余計に、Banksyのやってることが際立って見えるのかもしれない。

北アイルランドの「壁画」をめぐる最新記事:
Rival flags issue returns to town
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/northern_ireland/4942650.stm

長い話を短くすると、ナショナリスト/リパブリカンの壁画(アイルランドの三色旗)と、ユニオニスト/ロイヤリストの壁画(武装組織UDAのもの)が向かい合っているような状態のBallymenaという場所で、「もうお互いに壁画消しましょう」という話になったのに、それがそのように進んでいない、ということです。(この話は、元々が非対称なところから始まっているので、「どっちもどっち」というのは短絡。BBC記事は、BBCにしてはしっかりしているというべきか、BBCらしくしっかりしているというべきか・・・)

デリー(英国はロンドンデリーと呼ぶ)の有名な壁画についての記事は:
http://ch.kitaguni.tv/u/917/todays_news_from_uk/northern_ireland/0000222245.html

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■追記
まったくの外部の者としては、Banksyが浴びたであろう「呑気にお絵かきか? え?」という目線を想像してみることが必要と思う。そこまで含めてBanksyという表現だろう。今回、珍しく製作中の姿も撮影させていたことだし。(私は外部の者が「私たちはあなたたちのことを考えています」ということを態度で示すことは否定しないどころかむしろ賛同するが、それによって連帯できるといったことは思っていない。)

あの「壁」がどうやって作られたか、写真入りの記事:
http://www.vtjp.org/background/wallreport2.htm

壁に反対する3都市(テルアビブ、ラマラ、ニューヨーク)のアーティストたち:
http://www.3citiesagainstthewall.net/

ぶらぶらニュース記事見て回ってたらこんなのもあった。
Palestine Press Releases
Roger Waters moves concert to peace village
http://www.waronwant.org/?lid=11955

ロジャー・ウォーターズが、今年の6月にイスラエルで行なうコンサートの会場を、パレスチナのアーティストとイスラエルの兵役拒否者と話をした結果、反占領の立場をとる会場に変更した、というニュース。

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北アイルランドのポリティカル・グラフィティ(間違ってもniceでbeautifulには見えないもの):
http://people.ku.edu/~kconrad/dmural1.jpg
http://people.ku.edu/~kconrad/smural3.jpg
http://cain.ulst.ac.uk/images/photos/belfast/peaceline/peaceline3.htm#peaceline3
http://cain.ulst.ac.uk/images/photos/belfast/peaceline/peaceline6.htm#peaceline6

Banksyが壁にペイントしたのがこういうのなら、別の反応が得られた(そっとスルーされた)かもしれない。

注意書き:むろん、こんなのばっかりじゃありません。下記参照。

http://people.ku.edu/~kconrad/mur2boys.html
http://people.ku.edu/~kconrad/mur6896.html
http://people.ku.edu/~kconrad/murcan.html
http://people.ku.edu/~kconrad/smural1.jpg

最後のは、図柄的には「抑圧に抵抗する者」の図柄だが、赤い手(この図柄を「“アルスター”のシンボル」と主張し使用することには、その使用の実態によって、ある意味がつけられている)を中心に、レッド、ホワイト&ブルーでまとめられている。レッドハンドを囲むローレル(だと思う)の緑の色が暗いのは、写真の露出のせいだとは思うが、アイリッシュ・トリコロールの緑には見えない色を使っているのかもしれない。
posted by nofrills at 14:48| 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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