2005年11月29日

訃報:ジョージ・ベスト

24日に主治医が「もうあと24時間もたない」と発表(リンク先のコメント欄参照)していたジョージ・ベストは、たぶんそれから24時間くらいして、他界した。享年59。

臨終には血のつながった家族(元妻も)と、長年の友人が立ち会った。

ジョージ・ベストはイングランドで長く暮らしたが、埋葬されるのは故郷ベルファスト。お母さんの隣に永眠することになる。

追悼の場は、とにかくたくさんの人が来るとのことで、ストーモント(<議会)。(この政治の激動期に、こんなことで「ストーモント」の名前が記事に出るとは。。。)

関連ニュースを見るなら、やはり、ベルファスト・テレグラフ。“地元”ならではの記事も出ている。

beltele_bestie.png

ほとんど全部ジョージ・ベストだ。。。ジョージ・ベストは北アイルランド、ベルファストのワーキングクラス・プロテスタントの出身。今もワーキングクラス・プロテスタントのヒーロー、というかアイコン。

お父様がご健在で、彼が育った家に今でも暮らしている。(59歳の息子に先立たれるお父さんの喪失感はいかばかりだろうか。ロンドンの病院で息子の臨終を看取られた。)

*ここに以前書いておいたものを後で貼り付ける*

北アイルランドはUKの一部だが、ブリテンから見下されていた――カトリックであれプロテスタントであれ。ロング・ケッシュだったかクラムリン・ロードだったかの刑務所の看守をしていた人(北アイルランド人)が、「英国の連中が、ナショナリストであれユニオニストであれ、囚人を殴ったり靴で蹴飛ばしたり、あんまりひどいもんだから耐えられなくて仕事を辞めた」と語っているくだりが、たぶんTim Pat Cooganの"the IRA"のどこかにあった。(北アイルランド関係の別の本かもしれない。探す手間を惜しむ。)

ジョージ・ベストはイングランドの名門クラブで活躍し、イングランドにおける「北アイルランド」のイメージを変えた。今から40〜30年前のこと。

「地域のスーパーヒーロー」の逝去を悼むベルファスト・テレグラフのアンケート:
How should we remember George Best?
* Rename Belfast City Airport in his honour
* Name the new national stadium in his honour
* Rename a road in Belfast after him
* Place a statue of George Best at the front of Belfast City Hall
* Establish a permanent international fixture to be played for the George Best trophy


「道路の名前」は実現するだろうと思う。「新しいナショナル・スタジアム」はロング・ケッシュ/メイズのことか?(まったく未確認)

(「地域の〜」ってったって、北アイルランドだからね、日本で、例えば「松井秀喜と石川県」のようなつながりよりもずっと“濃い”んじゃないかと思う。)
posted by nofrills at 07:49| todays_news_from_uk/northern_ireland | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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