2005年03月26日

ゴールドスミス司法長官のリーガル・アドバイスの件。

だめだこりゃ。。。

Straw rejects call to publish all Iraq legal advice
http://www.guardian.co.uk/Iraq/Story/0,2763,1445602,00.html

スティーヴ・ベルのカートゥーン。
http://www.guardian.co.uk/cartoons/stevebell/0,7371,1445830,00.html2月23日,英ガーディアンが,開戦直前の司法長官の見解が「違法と判断されうる」から「適法」に変わった件についてすっぱぬいた(そのガーディアン記事と,ガーディアンの補足説明)。

で,そのときに閣僚をしていたクレア・ショート(労働党議員)をはじめ,何人もが「問題の書類の開示」を求めていた。

上記ガーディアン記事は,ここらへんの経緯も含めて書かれているので(ガーディアンはかなり力を入れていますね),時系列的なことがちょっとわかりづらい。

ジャック・ストロー外相は書類の開示を拒否。
In the Commons, Mr Straw refused to bow to pressure to disclose the paper trail. He said that when the Freedom of Information Act was being passed, no MP had objected to the attorney general's advice being exempt.


立法府が死んどる。法が死んどる。

先日のフィヌケーン・インクワイアリの件といい,これといい,英国政府は自身の恥部を何としても隠蔽し続けるつもりらしい。

ゴールドスミス司法長官のアドバイスについては,当時内閣にいたクレア・ショート(当時国際開発大臣)が事細かに語っている記事がインディペンデントに出ていたのだけれど,もう有料になってるかも……私,閲覧したときに保存したかなあ。。。

さらに上記ガーディアン記事より:
The foreign secretary also told MPs the government wanted a second UN resolution to achieve "consensus" at the UN, not because it needed one for legal reasons.


意味がわかりません。決議を求めていたのは,法的に必要だったからではなく,国連でのコンセンサスのため?

当時の記事で私が記憶している範囲で言うと,クレア・ショートもロビン・クックも,「国連決議なき開戦」に反対していたのであり,決議があれば戦争に反対はしないと言っていたはず。ではその決議は何なのかというと……コンセンサスじゃないだろう。

さすがのジャック・ストローもいよいよ苦しいんだろうか。でも総選挙では労働党が勝つだろうという極めて微妙にして珍妙な情勢。

あ,あと最近,ブレアがカトリックだというのをどっかの印刷物で見たんですが,ブレアのスタンスはエキュメニカルなアングリカンで,改宗はしてなかったはず。ソースを提示できないんですが(時間がないので),ブレア一家は,ミセス・ブレアと子どもたちはカトリックですが,トニー・ブレアはそうじゃないということのようです。ただし英国でも「首相はカトリックなのか」という話があって,その文脈で上記の情報を読みましたから,混乱しているのかもしれません――宗教はパーソナルなことであり政治とは関係ない,というのがブレアの基本的なスタンスなので。
posted by nofrills at 10:47| todays_news_from_uk/about_Blair | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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