2004年12月17日

英国の反テロ法と人権

これは興味深い展開。

Terror detainees win Lords appeal
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/4100481.stmUKには「テロ」関連で特別に作られた法律が,私が把握してるだけで2つある。
1) Terrorism Act, 2000
2) Anti-Terror Act, 2001(←2001のはずだけど記憶に頼ってる)

どっちもざっと中身を見たことがある(条文は英国政府のウェブサイトで公開されている)。

1の2000年の「テロリズム法」は,多分98年のOmagh Bombing(PIRAから分派したRIRAによる犯行。死者30人弱,負傷者200人ほど)を受けて作られた法律で,「以下の組織を『テロ組織』とする」みたいな条文がある。「テロ組織」に認定されているもののおよそ半分が,北アイルランドの組織(ロイヤリスト側もリパブリカン側も含む)だったと思う。

一方の2は,米国におけるいわゆる911の後の法律。「テロ活動に関わっていると思われる人物の身柄拘束」について,条件をゆるゆるにしたりしている。

今回英国のthe House of Lords(わかりやすく言うならば,この場合は「最高裁」に相当)は,このAnti-Terror Actによって裁判もないまま長期にわたって身柄を拘束されるのは,人権法違反である,という判断を示した。

……というわけで,
英国のanti-terror act周辺のあれこれについては,
一度整理しておかないと
自分でもわけわからんという感じなのですが,
年 末 進 行 な ん で す。
posted by nofrills at 01:06| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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