2004年10月11日

Phaic Tanを知っていますか?

かの中欧の知られざる秘宝,モルヴァニアに続き,東南アジアの知られざる秘宝,PhaicTanのガイドブックが出るらしい。オーストラリアの総選挙の結果を見てうだうだしてるうちに,出版社のサイトのこのページに迷いこんで,またこんな本を見つけて喜んでる次第。

それはそうと,ステレオタイプをどこまで笑えるかっての,あるよねー。モルヴァニアのサイトのフォーラム見てみると,マジで怒ってる人とかいる。。。「中欧をバカにするな。これこそ西欧のユーロセントリズムだ!」って,中欧の人ではなさそうな人が激怒してるスレッドがあった。

ユーロセントリズムを知らず,また自覚せずに差別的に笑うのと,ユーロセントリズムを知っててユーロセントリズムを自嘲的に笑うのとでは,違うのよ。前者は無知蒙昧,後者はユーモア。

そういえば先日,20世紀初頭の英国の著名なイラストレーターのルイス・ウェインの「日本」というのを見たのだけど……ここに描かれているこれはどこだよ,って感じでしょ。

waincats.jpg
※画像はeBayに出品されているものから。

私が見たのはこれの2色刷りのものだったが(都内の商業施設のイベント会場でやってた「西洋アンティーク版画展示即売会」で見たのよ),見た瞬間これが「日本」だとは認識できず,これが「日本」だとわかったときは目が点になり,そして次の瞬間にげらげら笑いたくなった。

20世紀はじめの,ステレオタイプにまで昇華された「ファーイースト」。

ルイス・ウェインは猫だけを描き続けた人で,こことかこことかこことかを参照。あと,ここで絵本が丸ごと見られる。日本には来たことないはず。それでも,ウェインが仕事でこんなイラストを描くくらい,20世紀はじめの英国では(英国だけじゃないけど),「日本」は世の関心を集めていたのだ。
posted by nofrills at 07:14| 雑多に | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。