2006年06月14日

France 0-0 Switzerland

France 0-0 Switzerland
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/4852856.stm

がんばって生で見てました@東京、24:40〜。

どういうわけかやたらアーセナル(笑:これで「占星術」がなければさらに馬面どん!だったはず)なこの試合で、Man of the Matchはマケレレ(チェルシー)。「再三にわたってスイスの攻撃の芽を摘み、失点を食い止めた」ことが評価されている。マケレレはほんとにかっこよかったけど、MoMでは全体的に攻撃が評価されてるプレイヤーが多い中で、ちょっとさびしい。でもそういう試合。そしてイエローカードばかりが無駄に増えていく。観客席のエメ・ジャケも複雑な表情をしていた。予選の段階から相当orzな感じだったので、初戦で派手にってのにちょっと期待をかけてはいたんだけどね。

メディアでの試合の評価は・・・DRABとかDISAPPOINTINGとかWOEFULとかEntente banale(<フラ語、直訳すると「月並みな協調」)とか。東京でのスタジオの解説のフィリップ・トルシエ(<うはー)が「フランスは勝とうとい気持ちがないんじゃないか」ということを、(例のごとくぷりぷりと、早口で)語っていたけど、そうだったのかもとすら思う。

ジダーンとテュラムとギャラスがピッチでアーギュメントになってたのがちょっと気になる。

あと、言いたかないが、「12番」は「14番」のときとどうしてああも違うんだろう。(T_T) 今日もまた、控えめに言って、「噛み合っていなかった」。やはり軽く呪わ・・・いや、すべて例の「監督の占星術采配」のせいということにしておきたい気がするのでそうする。

サッカーの伝統と迷信
2006年 5月 25日
by FIFAworldcup.com
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/jp/060525/1/5sb3.html
例えばアーセナルのスター選手、ロベール・ピレスはさそり座生まれだが、「さそり座にはファイターが多く、中盤に2人いると互いを殺し合ってしまう」というドメネク監督の展開する占星術理論の代表的な犠牲者となった


すでにそこにある「ホットライン」(ピレス→アンリ)を使わない選択。勇気あるよね。(違)

なお、記事ではピレスのほか、ミクーが占星術の犠牲になったとあるが(記事は直訳調で真面目に見えるが、あんまり真面目に読まないほうがいいのかも)、このほかにも、ジュリとかアネルカとかが謎の落選。

と、こんな古いネタを蒸し返しているのは、ガーディアンのblogに13日付で関連のネタが上がってたから。「これ(占星術采配)が本当だとすれば、理性の勝利、すなわち啓蒙思想を私たちにもたらした国にとってはdisgraceだ」みたいな記事。「過去の栄光」との付き合い方についても書かれている。これはこれでどうかと思うが。(若干、「他人の不幸は蜜の味」の空気、もしくは「ほめ殺し」戦略が感じられるのは、被害妄想?)

また、スコッツマンの記事によると、フランスの監督は自国メディアともやりあっているようで(というか、フランスのメディアがこの監督にNON、らしいんだが)、実際、フランスではほとんど盛り上がっていないらしい。「パリのガナサポ、ジェイソン」さんのBBCへの投稿から:
I'm in Paris now and the French haven't even gone home or out to see the game, they don't even care about the World Cup!
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パリにいるんですが、みなさん試合を見るために帰宅するとか外出するとかいうことはありません。フランスの人たちはワールドカップにまるで関心がありません。


「くだらない監督のくだらないチームのくだらない試合を見るより、人生には楽しいことがいっぱいある」ってことか。これから勝ち上がればそれなりに関心は得られるかもしれないけど、初戦の観客席がほとんど赤(スイス)に染まっていたことは事実。(いくらスイスとシュツットガルトが近いからって、あれは目を疑った。)

ともあれ、本来、カラフルなはずの「フランス代表」が、drabなものになってしまったことは、ただ単に残念だ。フランスも、昨年秋の暴動とか今年のCPEの乱とか、いろいろ煮詰まってるだろうに、そういうときこそ「代表」が求められるはずなのに、逆に総スカン。

思いかえすと、「国家」の枠を、可能な範囲で壊して見せるチームとして、デシャンとリザラズ(バスク)&ジダーンやテュラムやアンリやマケレレやデサイーやトレゼゲ(アフリカ大陸)の「フランス代表」は、あまりに鮮烈すぎたのかも。(って、そんなに小難しいこと考えつつ見てたわけじゃないけど。)ほんの少しだけ不安なのは、06年ワールドカップでの不振は、「カラフルなフランス」にNON!という勢力が口実として利用しやすいものである、という点。これは取り越し苦労になってくれないといやだな。

というわけで、私はこの試合(スイス対フランス)をテレ東で見ていましたが、実況があまりにもひどかった。「ジダーンにとって最後の大舞台」を何度言えば気が済むんだ。っつかジダーンがボール持つたびに言うな。うるさい。リベリーについて「ジダーンの後継者」「ジダーンが絶賛」ってのも一度か二度言われればわかる。三度目以降は、どうせ言うなら、具体的にどこをどう絶賛しているのか言えっての。(→「絶賛」の内容を箇条書きにしてある記事、これは実況で繰り返すほどの内容のある「絶賛」か? ジダーンのpersonality cultをこれ以上に煽るな。痛々しいから。)

いくら日本とは関係のない試合で、テレ東で(<ごめんなさい。スタジオはすっきりしててむしろよかったです)、力が入ってないっていっても、ここまで言葉が多い(うるさい)ばかりで中身のない実況はなぁ。。。

02年大会でもそうだったけど、実況だけ聞いてると、フランス代表にはジダーンしかいないかのようだ。02年は、怪我で出なかった試合でさえ何度「ジダーン」の名前を聞かされたことか。極端なケースでは、ボールを持っているのがえみゅでもリザラズでもヴィエイラでも「ジダーンは出ることができません!」だった。(ジダーンが出られんのは言われんでもわかっとるって。)

それと同じようなものを、06年大会でも聞かされるとは。しかもこの大会を最後に引退ということで増量サーヴィスしてくるとは。。。「実況」じゃなくて「実呪」なのか、これは。(「実呪」は字面だけ。どう読むのか知らん。)

選挙カーじゃないんだから、誰かひとりスターがいるとそのスターの名前を連呼、ってのはやめてほしい。単に名前を連呼するくらいなら黙っててくれ。テレビ局のみなさん、頼みます。

とりあえず、ウクライナ戦で「シェフチェンコ」の連呼のみという実況がないことを祈る。(イングランドについては、さすがに「ベッカム」と「オーウェン」の連呼ということはなくなったように思う。)

なお、アーセナルはロシツキー(チェコ)がピレスの後に来るそうで。にんまり。
posted by nofrills at 18:50| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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