2006年06月22日

Sweden 2-2 England

Sweden 2-2 England
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/4853282.stm

前半2分のオーウェンの「ぐぎ」の瞬間、「ベッカム様」の不調(らしからぬプレイ)などいろいろありましたが、後半44分までは、まあ、よかったんじゃないでしょうか。今大会でやっと「イングランドらしい」が見られたし、ジョー・コールのあのゴールは涙目になるくらいすばらしかったし。

しかし、後半45分のあの瞬間は、ほんとにひっくり返ったよ。「ベッカム様」も若干お壊れあそばしたようで、目元と口元のあたりにCLのときのリケルメが軽く乗り移っていましたが、ほんと、なぜあそこで1点取られるかね。しかもBSの実況では「イングランドはスウェーデン相手に38年間勝利がありません」を何度も繰り返し(→2002年もドロー)、朝っぱら(<私は日本で見ているので)からorz感を大盛りでありがとう、と、こみ上げる苦笑と背骨のあたりの脱力感。

Man of the Matchはジョー・コール。当然ですね。おめでとうございます。クラウチに後ろから抱きしめられる図は、「お前もいよいよ小学生だな」「うん、パパ」みたいでした。(比率、というか丈の問題。)

今朝方のBBC SPORTのキャプ。

england-sweden.png

試合後にふれでぃと握手をする「ベッカム様」:
http://fifaworldcup.yahoo.com/06/jp/w/photos/index.html?aid=310968&d=1

BBCのフットボール・コメンテイターのコメントのまとめ(含:アラン・シアラー!):
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/teams/england/5100756.stmまあ、あの詰めの甘さがイングランド@食材はとりあえず茹でてマッシュしときますんで、調味はご自身で、テーブルに塩・こしょうとHPソースありますんで、って感じで、むしょうにベイクトビーンズが食いたくなりましたが。

オーウェンが倒れた瞬間は、映像はスローじゃなかったんだけど、スローモーションに見えた。誰かにぶつかられたとかではなく、足を取られたかなにかで自分でやっちゃったから、全体重と勢いがどっか関節にかかってたら最悪、と、そのスローみたいな映像を見ながら思ったんですが、やはりそうなっていたようで、結局靭帯で「数ヶ月アウト」。BBCの記事の写真では松葉杖です。(オーウェンのほかにも誰かが一瞬足取られてコケそうになったところで、芝について、実況で何か言ってたような記憶がある。でも後半45分のあれのショックで忘れてしまいました。)

Owen ruled out for several months
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/teams/england/5100516.stm

あと怪我人:

ガリー・ネヴィルはかなりよくはなってきているけれども、「ワールドカップ期間中に間に合うかどうかは微妙」。この人は02年は骨折して代表入りすらできなかった。(怪我したのが「ベッカム様」の後で熱心な治療は受けていなかったんだよね、マンUなんだけど。)回復してくれ。お兄ちゃんがいないと不安だ。
Neville injury shows improvement
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/teams/england/5096778.stm

リオは大丈夫。これはいいニュース。
Ferdinand handed injury all-clear
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/teams/england/5101132.stm

交代要員のソル・キャンベル(スパーズ→アーセナル)は、見ててさびしくなりました。もっと凄みのある人だったのに。ウィキペディアに「2005年末には試合で大きなミスをし自信を喪失、数日行方不明の後練習に復帰したものの悪夢を振り払うことができず……」云々とあるのですが、今大会、「アンリは悪霊を追い払った」のだからソル・キャンベルが出てきたときには悪霊はもういないもういないと思ったのですが。ううむ、「悪夢」と「悪霊」は違いますね。(……くだらないことに時間を費やしているなあ、私も。)

「もうひとりのオーウェン」ことハーブリーヴズは、イングランドでは非常に評判のよくないプレイヤーなんだけど(どうも「ドイツが拠点」というのがひっかかってるんじゃないかと思うんだけどね)、私は好きなプレイヤーです。といってもブンデスリーガは普段見られる環境ではないから、代表でときどき出てくるときのプレイしか知らないけど。

で、やはりふれでぃ@スウェーデンは試合が進むにつれてどんどんかっかしてくる様子が頭部において目に見えて(02年当時の赤いモヒカンはカモフラージュだったのかもしれない)、いやもうほんとおもしろいです。

BBCのご意見ページから。全体的にすごいシビアなものが選ばれているようです。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/5060460.stm

まず、その名前をハンドルにするな、という点でピックアップ。抽象的だけどシビアなご意見です。
2215: Guy_Kewney
With this perfomance we won't even beat Ecuador


シビアなご意見4連発。レノンは前回(対T&T)、交替で出て、すばらしかったからね。2番目のジョイス文体(『ユリシーズ』のラスト参照)のコメントでは、「スペース無駄にしすぎ」とまで言われてる。次の2件は「ディフェンス崩壊」。英語での表現をいろいろ見たい立場としては、こういう機会に見られる非常にカラフルな表現の数々は、まとめてデータベースにぶっこんでおきたいくらいです。それなりに練られた映画の脚本より参考になるかもしれない。
2213: Appy Ammer
Beckham was rubbish, defending from set pieces appaling, and I wish to God, Sven would use Lennon
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2157: Geordieman100
Very poor England side who will be lucky to get past Equador after that second half Beckham what a waste of space.
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2156: Gonzalez comin in the summer
The worst display of defending I have ever seen!
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2154: Giovanni27
Did that count as defending at all? England just fell asleep


ハーグリーヴズ好評2連発:
2050: ryan
On current form Gerrard should play the next game and keep Hargreaves in midfield
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2045:uk7score
Hargreaves is doing the dirty work and letting Lampard do the running - the midfield already looks balanced.


ハンドルもご意見の内容もトータルで、ひたすらアッパーなのが:
2146: Ingurluuund!!!
I'm a Man Utd fan who could kiss Gerrard. Do I need help?


ご意見ピックアップ最後。ランパードでさえこう言われる。ましてやヤナギサワをや。
Someone should tell Lampard to quit passing the ball back to the other keeper.
ランパードに誰か言ってやってくれ、相手のキーパーにバックパスするのはやめれ、と。


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あとね、前のイングランド対T&Tの試合後、NHKの朝のニュースで山本浩解説委員が「次はスウェーデン戦ですが、エリクソン監督はスウェーデン人で、母国相手に勝ちにいけるのかが疑問」というようなことを、かなり調子付いた声音で言っていたのですが、山本解説委員の情報源はイングランドのナショナリスト(国粋主義者)か? それともジーコに引っ掛けた高度な冗談なのか? テレビなど大手マスコミにおいて、日本に入ってくる「英国の情報」は、情報の質の偏りを無視したものが非常に多い、それはいつものことだけどね、こういうしょーもない「現地レポート」はいいかげんもう終わってくれと私は心底思うんだよね。(「だってエリクソンはスウェーデン人だよ」ってのは、英国流「真顔ジョーク」です。)
posted by nofrills at 23:41| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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