2006年06月26日

England 1-0 Ecuador

eng-ecu.png

England 1-0 Ecuador
http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/4991536.stm

試合終了時のBBCのまとめ(現在ではページが書き換わっています):
FULL-TIME: It wasn't the best of matches, in fact it was one of the worst at this World Cup, but as far as England are concerned the job is done.


というように、BBCではイングランド対エクアドルについて、「今大会で最悪の試合のひとつではあったが、とりあえずイングランド的にはおっけー」と結論付けている。

ワタシ的には、「ベッカム様」のFKの1点を守りきったイングランドが勝った、という結果は、このブログの表記基準で「様」を「ベッカム様」に改めた結果、バカみたいに「ベッカム様ベッカム様」と唱えていた甲斐があったのだと結論付けておこう。見てて疲れる試合だったので、単純な結論がほしい。(というか、テレビの試合ダイジェストがまた「イングランドといえばベッカム」ってな調子だったので、なかばヤケクソだ。しかもダイジェストだと「楽勝」に見える。)

試合中、特に後半の「ベッカム様」が具合が悪そうだったのは、ITVによると、dehydration and heat exhaustionということで、つまりは「熱中症」だよね。試合開始前からこの症状で体調不良だったようだ。前半で珍しく半袖を着ていたのはそのせいかも。また、ITVの同じ記事によると、この試合でイングランドが費やした水の量は70リットルで、「ベッカム様」が「あぢーよ」と繰り返していた初戦(対パラグアイ)と同じ量。

試合当日(日曜日)から5日間のシュツットガルトの天気予報のキャプチャ(実際の気温は発見できず)。
stuttgart-weather.png

最高気温が予報どおりに「32度」でも、キックオフは17:00なので、気温は「32度」より少しは低かったかもしれないけれども。。。試合後「ベッカム様」は、BBC Radio 5 Live(試合の生放送をしている)で、"It was an ugly performance but it was what we wanted and we'll take ugly performances"と、コメントしている。(内容的には「美しくない試合だったが、美しくない試合を望んでいたのだし、そういう試合もする」というようなこと。)「ベッカム様」は『すべては美しく勝つために』とか言わない。なお、「ベッカム様」の誇る接続詞butとandの華麗なる予測不可能性においては、このコメントはややuglyだ。

また、BBC記事によると、「ベッカム様」はイングランドで初めて「ワールドカップ3大会で得点を決めたプレイヤー」におなりあそばしたそうで、おめでとうございます。この後の体調が少し心配ですが。。。熱中症に強い医療スタッフがイングランドにいて、適切に対処してくれることを祈るのみ。

ベッカムと交替で出たレノンは、BBC記事を見てると「彼を出せや」って声がサポの間で最も強いプレイヤーで、BBCのplayer raterでも評価は高い。あと、前半終了時のplayer raterでは、イングランドのプレイヤーで最高の評価を受けたのはアシュリー・コール(テリーのミスのカバーに入って失点を防いだため)だったんだけど、試合終了時にはルーニーの方がちょっと上になってました。でも全体的にはエクアドルのプレイヤーの方が高く評価されている。(読者の投票なので、データとしての信頼性はあんまり期待できないけど。)

Man of the Matchはテリー。どこが評価されたのかについて、公式(英語版)を見てみると、「エクアドルの攻撃を封じた守備」「ベッカム交替後のキャプテン」としての高評価。うーん、キャプテンシーはほんとそろそろいいんじゃないかと思うんだけど、こだわらなくても。あとはランパード。。。ゴール前にいたのに打てなかった場面が気がかり。

しかし、後半でレノンとの交替でベンチに戻ったときの「ベッカム様」の渋い顔たるや(迎えるネヴィルお兄ちゃん@怪我人がpat on the backしていたけどそれにもほとんど反応なし)。イングランドはもう十分に「満身創痍」。ネヴィルお兄ちゃん負傷、オーウェン負傷で帰国、ルーニーは負傷回復途中(でもすばらしい)。そこに主将様が暑さで熱中症。よく勝てたよなぁ。あのスウェーデン戦ですら最後があれだったのに。

解説者の声は:
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/
teams/england/5115124.stm


サポの声は:
http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/5103992.stm

「ベッカム様」の得点までは、「イングランドのプレイはpathetic」と言われてますね。特に「ベッカム様」が批判を集めているように見えます、熱中症を起こした状態でピッチで走り回るなんて、試合の勝ち負けよりもっと別のことを心配すべき状況だったかもしれないわけで、まさに知らぬが仏で厳しい言葉が出ているんではないかと。

次の試合の相手はポルトガルですが、1−0でオランダに勝ったものの、イエローカード16枚にレッドカード4枚というbloodyな試合で、デコはイエロー2枚で次の試合は出られないし、クリスチアーノ・ロナウドは負傷でピッチを去っているし……以下略。
http://newsimg.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/4991538.stm

上のURLの試合終了直後バージョンに掲載されている、BBCレポーターのまとめのコメント:
"In the closing minutes, the Portuguese bench were trying to urge their fans to spur their side on to a win. It worked - but at what cost? Two players sent off and Cristiano Ronaldo injured."
Mandeep Sanghera, BBC Sport in Nuremberg
_
"What an amazing game. Four reds, 16 yellows and an outstanding goal from Maniche. It's not the sort of thing we want to see on a football pitch, but Luiz Felipe Scolari is a master tactician. He took off his lone striker and was spot on. It made it very hard for Holland to get through them. He has now played 11 and won 11, what a fantastic coach."
Matt Holland, BBC Five Live Sport


そういえばスコラーリ監督対エリクソン監督って、02年大会でイングランドが姿を消したブラジル対イングランドと同じ。あのときはシーマン(GK)が「イングランド絶対勝利」勢力からひどく言われました。

追記:
BBCはイングランドとエクアドルの試合終了時に「今大会で最悪の試合」と書いていたけど、イングランド対エクアドル戦のときにそれをいうなら、ドイツ対スウェーデンではないかと。ラーションがPK外した(くーーーー)のとかではなく、スウェーデンのプレイヤーがドイツのプレイヤーの脱げたスパイクを蹴りとばしたり、一部がプロレス・ショー化したりと、げははと笑っていないと見ていられない「レーマン対ふれでぃ」戦(たとえ「レーマン対ふれでぃ」の場面がほとんどなくても、「こだわり」でこう呼んでおく)。あの審判が、満面の笑みでレッドカードの瞬間はもらい笑いしながら背筋が寒くなりました。これを思えば、イングランドがいかに綺麗に行かなくても、「最悪」とは思えない。

あと、ガナつながりで、アンリのフランスはほんとにギリギリに追い込まれたところでグループ最終戦、しかも大流血事態となったあのイタリア対USの審判(BBCの読者コメントの1932投稿分を参照)というなか、ヴィエイラのお誕生日ゴール&アンリのゴールで何とか勝ち抜けでトーナメントに。MOMはヴィエイラ。
http://news.bbc.co.uk/sport1/hi/football/world_cup_2006/4853462.stm
posted by nofrills at 08:33| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。