2006年06月11日

LiverpoolとLondonのパブリック・ビューイングの騒乱の件

前の記事に少し書いたことに、Red Passionさんからトラバをいただいたので、続報などないかと思って記事を探してみたのですが、ああ日曜日。。。こういうときは案外北アイルランドのニュースのスラオさん(sluggerotoole.com)に「たまたまラジオで聞いたんだが」といった記事があったりするんだけど、NIもあれこれ緊迫していて、それどころじゃないみたい。というわけで、ブログでも見て回ればいいのかもしれないけど、とりあえずBBC。

Violence as England game screened
Last Updated: Sunday, 11 June 2006, 09:32 GMT 10:32 UK
http://news.bbc.co.uk/2/hi/uk_news/england/merseyside/5067904.stm

それから、リヴァプール地域紙記事:
Home-grown violence mars victory
Jun 10 2006
http://icliverpool.icnetwork.co.uk/0100news/0300nationalnews/...

簡単にまとめると、パブリック・ビューイングで騒乱になったのは、ロンドンのカナリー・ウォーフと、リヴァプールのクレイトン・スクエア。BBCではh-wordは使われていないけど、icLiverpoolでははっきりhooligansと書かれている。どちらのPV会場も試合中継は中止となり、観客は解散、あとは警官が対処した。

ロンドンでの騒乱は、最大で6000人近くが集まったPV会場で後半途中に発生(PA記事@ガーディアンによると3.30ごろ。ということはけっこう早い段階か)。暴れたのは200人ほど。当初6人が軽傷とされていたが、最終的に判明したところでは、16人が負傷、6人は病院へ搬送。逮捕者なし。

リヴァプールでの騒乱もほぼ同じタイミングで発生。スクリーン正面で観客が物(ペットボトル、缶など)を投げ始めた。警察が解散させるときに小競り合いが発生、数名が逮捕されたが、人数は明らかではない。

リヴァプールのスクエアは市の中心部の再開発地区で、騒乱になったときに通りに並ぶ商店は営業していたが、すぐに閉店したので特段の被害はなかったようだ。

何が騒乱の原因になったのかははっきり書かれていないのだけど、icLiverpoolの記事には、「この日ロンドンでは今年最高の気温(30度)となり、ドイツの気温より高かった。試合が行われたフランクフルトのファンはおとなしかった」というようなことが書かれている。これは暑いから暴れたのだと示唆されているんだろうか。私はそうだと思う。その上で、おまえらはムルソーかとツッコミたくなる。

ドイツでは逮捕者2人で、うち1人はすぐに釈放されており、イングランドのサポによる暴力的な行為はこれまでない。

また、ロンドンとリヴァプールとは別にマンチェスターでもごく小規模な騒動が発生していたとのこと。

以上、BBCとicLiverpool記事のまとめ。

ロイターには、ロンドンの騒乱現場にいた人の証言あり。「他人の頭めがけてボトルを投げていた。血がダラダラ流れていた。(地下街への)ドアのガラスが割られた」とか、「他人にめがけてボトルが投げられていた。木の枝をぼきっと折って他人の頭をたたいていた。試合観戦すらできないなんて、何なんすかこれは」とか。

リヴァプールで気になるのは、ここ数年で草の根で極右が浸透しつつあるということ。ムスリムの組織の事務所などが放火されたり火炎瓶投げ込まれたり。象徴的な事件としては、白人の女の子と歩いていた黒人の男の子がレイシストによって刺殺されるというヘイト・クライムも発生している。(殺された男の子がリヴァプールFCのファンで、事件現場には花と一緒にリヴァプールのユニが添えられていた。)
posted by nofrills at 21:30| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。