明日以降はしばらく,メールの返信を待つとかFAXが送られてくるのを待つといった細かい空き時間を利用するのが精一杯になるかもしれませんが,何とか更新はストップしないでいきたいと思っています。
なお,Raedさんのopen letterは結局3日がかりとなりましたが,何とか日本語化が完了しています。この次のエントリ(ページの上部から行けます)をご覧ください。
私はblogでRaedさんの書いたものを何ヶ月間もずっと読んできていて,Raedさんの「顔」を多少知っているような気がしていました。8日に事件が発生したときに,Iraqi blogをいくつか巡回して,その中で事件についての言及があったのがRaedさんのところでした。“勝手に日本語化”をしているつてで何度かメールをやり取りしている方なので,反射的に,3人について知っていることを書き連ねたメールを打っていました。ファルージャでひどいことが起きているときに,勝手かもしれない,と送信したあとで思ったのですが,Raedさんは返事(日本語化した文面の初校?のような感じ)をくれました。
「公開メール」にはこういう経緯があって,だから,Raedさんがこめた「気持ち」を日本語にしなければならないと思いました。
しかし,タイミングが悪いことに仕事の納期で,私の頭には仕事で使う専門用語しか浮かばない。日本語を読んでも書いても,その日本語が「充分」なのかどうかがまったく判断できず,誤訳の不安と焦りとがあり,決定稿にするのに異様に(3日も)時間がかかってしまいました。
事実を淡々と述べたものや,ある程度の書き方の作法があるジャーナリズムの記事,あるいは事実を元に自身の主張を述べたものの日本語化は,わりと楽です。しかし「気持ち」があるものは,それとはまた別な態度で接すべきと私は考えています。
「このせっぱ詰まったときに何を悠長な」と自分でも思います。だからこれ以上の追究はしないことにしました。この分ではいつまでたっても決定稿にできない。こういった見切りもまた,必要なことです。
#実はまだ,自分の日本語がどうなのか,わからない……でもおとといよりはかなりましな状態なんですが。