2005年11月01日

レーニンがいっぱい。

インドのモスクワにレーニンがいっぱい。

Stalin and Lenins reunite in India
http://news.bbc.co.uk/2/hi/south_asia/4374826.stm

「BBCも好きねぇ」記事。記者の署名記事ですけどね。

かいつまんで言うと,インド南部のケララに,地元住民(共産主義者)によって「モスクワ」と名づけられた場所があって,その「モスクワ」に「レーニン」とか「ガガーリン」とかと名づけられた人々が集った,という記事。なんですが,なんかまじめくさった文体が可笑しい。記事の最後のほうは「まじめくさった」ではなく「まじめな」なんですが。

あと,思い切り差別的に聞こえるかもしれませんが,ロシアの名前とインドの名前が混在している場所にもし私が放り込まれたら,どうしていいかわからなくなると思う。。。

それはそれとして,「レーニンがいっぱい」っていうのはこれだけではなく,今日のBBCにはレーニンの彫像が復活@モスクワという記事も出てるし,しかも「インドのレーニンさんたち」も「モスクワのレーニン」もどっちも,BBCのトップページとか地域別のトップページから行けた記事で,今日はレーニン・デーか何かなんでしょうか。

で,レーニンといえば,よく拝読しているロンドンのウェブログに,Lenin's Tomb(以下「墓」)というのがあります。このページの右の列にブックマークしてあります。グループ・ブログなのですが,しばらく前まではオーナーさんが1人で書いてました。彼は北アイルランドのプロテスタントなんですがロンドンに住んでて,ハンドルが「レーニン」。(そのハンドルの由来とかもウェブログのabout meのところで書かれているので,お読みになるとおもしろいかと思います。「英国的ユーモア」にあふれた文だと思います。)

でこの「墓」は,日々のニュースをざーっとまとめてくれているサイトのひとつとして,私にとっては大変に有益なサイトなのです。「レーニン」さんは北アイルランドご出身ですが,ウェブログで取り上げているニュースのなかでは,北アイルランド関連の比率は低い。その分,取り上げられるときは濃いのかも。LVF解散の報道の前に,こちらのガーディアン記事が「墓」で取り上げられていたのですが,ガーディアン記事に出てくる固有名を「墓」で解説してくれているおかげで(むろん批判する意図があるものであるから割り引くとしても),ガーディアンを鵜呑みにせずにすんだって感じですかね。。。

っつーか,アイルランドのits violent pastなんてことが見出しになってる時点で,十分うさんくさい記事かもしれないんですが。

というのは,……英語で書かないとわけわかんなくなるので英語で。The "violent past" in Ireland was not "Ireland's violent past". It was England that was violent. So it should be "the violent past in Ireland by England", instead of "Ireland's violent past". I'm no fan of Republican violence, or even Michael Collins, but I think it has to be made clear who was "violent" after all. This is where the problems - the Troubles - in Ireland is the problems/troubles with colonialism/imperialism.

しかもこの「墓」の解説記事のタイトルが,「オリエンタリズム」なんだな。「野蛮は外部にあり」ということがオリエンタリズムであると私は思うのだけど,「レーニン」の書いている"The idea that anti-imperialists ought to articulate their cause solely through any political platform that might be afforded to them by their occupiers would be curious indeed."は本当にそうだと思うのだけど。

なお,「墓」で取り上げられるニュースは,やはりイラクが一番多いかな。。。継続的にニュースを追っているブロガーの一人ですね。あとはいろいろありますが,時々ピエール・パオロ・パゾリーニの書いたものなんかも紹介されたりすることがあって,本家のレーニンは数ページしか読んだことがない私でも,日々拝読しているわけです。

明日11月2日は,パゾリーニの30回目の命日だそうです。

それと,今年のガイ・フォークス・ナイトは400回目。

来年はイースター蜂起から90年目。ダブリンでは記念パレード。。。Fianna Fail(アイルランド共和国の与党)がやることにしたようですが。

歴史って何だろうね。

とか考えてから,冒頭の「インドのモスクワ」記事の村の様子の写真とか見ると,何で看板やバナーが英語なんだよ,とかね。記事書いてる人は白人じゃないしね。
posted by nofrills at 21:24| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は180日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。