2004年05月12日

再現映像。

米軍によるアブ・グライブでの写真がCBSで流された直後,デイリー・ミラーのフロントページに掲載された,英軍による捕虜の「虐待(abuse / mistreatment)」の写真についての論争が,ひとまず終わったらしい。次はミラーからの反撃の番。

http://news.bbc.co.uk/1/hi/uk_politics/3702139.stm※私はこれは昨日かおとといのthe Wrapで知りました。ガーディアンはあんまり騒いでないみたいですが,テレグラフとサンがすごいことになってるそうです。

写真に「イラクには送られたことのない車両」が映っていたことなどから,これらの写真はプレストンという都市にあるlocal Territorial Armyの施設で撮影されたもの,という結論になってるらしい。(「らしい」というのは,まだ記事を1つか2つしか読んでいないため。)

(プレストンはイングランドの北の方。どーでもいいが,『ウォレスとグルミット』の3作目に出てくるヒールの「プレストン」は,この都市の名前に因んでいると私は勝手に思いこんでいる。)

以降,詳細は,ミラーのサイトを見てからまた改めて。(余裕があれば,って感じです。)

私としては,この件で,写真があることと事実があることの関連というものを考えちゃいました。「写真がある=事実」「写真がない=証拠がない」というようなこと。アムネスティ,赤十字,そのほか,ずーっと前から「被収容者への拷問が行われている」と訴えてきた。写真が出たとたんにそれが「事実」として認識された。一方で,英メディアで大騒動になった“左翼タブロイド”の写真は,hoaxである可能性が高いと国防大臣が述べた。

しかし,写真なんかあろうがなかろうが,事実は,あったのならあった,なかったのならなかった。

そういう,ごく当たり前のことが最も重要なんじゃないかと思う。

今,ファルージャについての文章を読み返していて,作業しているときには気づかなかったことにいろいろと気がつく(作業してるときはある意味その作業だけに集中するので,頭が別なふうに動く)。それらの文章には写真なんかついてないのだけど,私はジョー・ワイルディングさんがかいだ死の臭いが現実にそこにあったことに,疑いを抱いていない。
posted by nofrills at 03:31| todays_news_from_uk | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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