2006年07月21日

Lets ask for peace in the Middle East! / War on Lebanon(YouTube)

YouTubeのトップページのキャプチャ:
youtubetop20jul06.png

Lets ask for peace in the Middle East!
http://www.youtube.com/watch?v=SlkPXClXBIE

war on lebanon (1) July 16, 2006 - (AUDIO)
http://www.youtube.com/watch?v=QvZ_qR8xwvo

YouTubeは日本の助平な芸人や、その相方のためにあるわけじゃない。続きを読む
posted by nofrills at 02:44| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月14日

サッカーとミサイルと「暴言」と「平気」と

ティーンエイジャーの男の子たちが公園でサッカーをしていたらミサイルを撃ち込まれた。5人が殺され、7人が負傷。

停電しているガザで、子どもたちはサッカーに楽しみを見いだしていた。そこを襲った突然のミサイル(…中略…)。5人の殺された子どもたちの遺体は損傷が激しく、識別ができない状態にあるという。
――「サッカーをしていた少年たち5人も殺された」、P-navi info, 2006. 07. 14


「某国がうちの国にミサイルを撃ってきた」わけじゃない。だから「うちの国」ではメディアも騒然としない。

パレスチナ、ガザ地区のKfar Daromという場所に、ちょっと前まで、イスラエルが法を無視して建設した「入植地」があった。入植者たちが、でかく報じられたような形で、そこを出ていった(出ていかされた)あとは、アラブの男の子たちがそこで遊んでいた。

ボールを蹴りながら彼らの頭にあったのはどのプレイヤーだろう。クローゼか? アンリか? ひょっとして頭突きごっことかしてたか?(停電してるからテレビはないかもしれないが、何らかの印刷物で見るくらいのことはあったかもしれない。)

彼らが蹴っていたのがポールのふりをした迫撃砲弾だったとでもいうのだろうか。キャプテン翼もびっくりのスーパープレイで、それをイスラエルに蹴りこむとでも解釈したのだろうか。

彼らがハマスの幹部をかくまっていたとでもいうのだろうか。続きを読む
posted by nofrills at 11:07| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月13日

狂気の沙汰。

「広場でサッカーをしていた子どもたちが犠牲になりました」――ジダーンの頭突きがdisgraceとかmadnessとか何とか言ってる間に、比べ物にならない規模の暴力が狂気の沙汰だ。

レバノンの空港をイスラエル軍が爆撃&海上封鎖
http://news.bbc.co.uk/2/hi/middle_east/5175160.stm

攻撃されているのは軍事標的だけなのか? 記事を一読した感じ、どうもそうは見えないんだが。それと、BBCの記事にレバノン側の死者数の情報がない。不気味だ。

もちろんパレスチナでも死者数は増えるばかりだ。

彼らはただ死ぬのではない。殺すことと破壊することを目的としたツールによって、殺されている。

「ガザ一家9人虐殺 どんどん増える死傷者数」、P-navi info, 2006. 07. 13
ガザ市の建物に12日朝、イスラエル軍の戦闘機から投下されたミサイル(1トン爆弾という情報あり)は、2つのビルを破壊し、直撃を受けた家の住人を皆殺しにした。殺されたのはともに39歳のナビル・アブ・サルミーヤさんとサルワさん夫妻、そしてその子どもたち7人(Nasrallah, Basima, 16, Sumayya, 12, Huda, 8, Eman, 11, Aya, 7, and Yahia, 13.)だった。シーファ病院のドクターによると、遺体は損傷が激しく、識別が難しい状態にあったという。
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ビルの倒壊で瓦礫に埋もれた住民も多く、レスキュー隊によって4時間後に助けられた人もいる。負傷者は最低37人で、そのうち3人が重体。この爆撃はこのビルにいるとイスラエル軍が信じていたハマスの幹部を標的に行われたものだった。
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ハマスの幹部を暗殺するため、大型爆弾を居住地に落とし、関係ない一家を殺し、多くを負傷させ、家を失わせるということを今、イスラエル軍は平気で行っている。この爆撃で殺され、傷つけられた人々はみな民間人で、アブ・サルミーヤさんはイスラーム大学で教えていた。(ターゲットにされたハマス武装部門の幹部は無傷とのこと)


上記の記事のコメント欄より:
ガザ中部で同日、広場でサッカーをしていた子どもたちが犠牲になりました。
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posted by nofrills at 18:30| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

the power of nightmare――悪夢が人々を動かすとき

Israelis support killing of Hamas leaders
http://www.guardian.co.uk/israel/Story/0,,1815129,00.html

大胆不敵に要約すると、「兵士の拉致などという卑劣な行為をする連中だ、殺してしまえばいい」という意見が、82パーセントを占める、という報道。この手の「世論調査」にはいくつかの問題点があるということを前提としても、82パーセントという数字には目が点になる。

法による支配、というものがいかに脆いものであるか。Defendしなければならないのはour freedomではない。それは言われているほど脆くはない。Defendしなければならないほど脆いのは、rule of lawだったんだ。それは「民意」の前に、あっさり崩壊しかねない。

以下、メールを貼り付けます。双方の武装勢力(を有する勢力)を宛て先とするアピール。続きを読む
posted by nofrills at 00:56| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月06日

ワールドカップ観戦してたら撃たれて殺された。(ソマリア)

ソマリアで、ワールドカップを観戦していた人たちが殺された、という衝撃的な見出しが、BBCのサイトに出ている。

Somali World Cup viewers killed
http://news.bbc.co.uk/2/hi/africa/5150118.stm

ソマリア中部のDhuusa Marreebという町にある映画館が、極秘に上映会を開いていた。上映していたのは、ドイツ対イタリア(準決勝)の試合。そこに実権を掌握しているイスラミストのガンマンたちがやってきた。解散を命じるためだ。

映画館に集まって観戦していた人たちは抗議し始めた。するとガンマンたちは空に向けて発砲した。それでも人々は解散しない。ガンマンたちは抗議していた人たちに向けて発砲し、そして2人が殺された。映画館のオーナーと、女の子(a young girl)だそうだ。続きを読む
posted by nofrills at 02:18| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月18日

アイルランド、1904年/1920年代/1940年代――「暴力」は連鎖した

6月16日はBloomsdayである。ジョイスの『ユリシーズ』の日。私は自分がこの作品を読めるほどの頭と忍耐力を持っているとは思わなかったので、あらすじ(知らない人は2ちゃんのBloomsdayスレの投稿番号63参照、ミもフタもないけど)しか知らない。(もちろん『フィネガンズ・ウェイク』など恐ろしくてとても手出しできない。)

まずスラオさん記事:
From Ulysses: Fatal Flower Garden
http://www.sluggerotoole.com/index.php/weblog/comments/from_ulysses_fatal_flower_garden/

YouTubeの映像がエンベッドされている。記事を書いたミックによると「このビデオクリップはアイルランド(共和国)国営放送で放映されたもので、Gavin Friday(というシンガー)が、『ユリシーズ』からの曲を歌っている」。(左に翻訳引用した部分のあとのミックの記述、およびコメント欄は、アイルランドなるものに興味のある人や、反ユダヤ主義なるものを知りたい人にはご一読いただきたい。ちなみにコメント欄はまるで「南京大虐殺」をめぐる論争のような状態、読むのにかなり体力を使うかもしれないが、方向としては建設的、さすがスラオさんコメ欄である。私はPosted by Benn on Jun 16, 2006 @ 03:12 PMに部分的に共感する。)

YouTubeの映像は、100年前の「反ユダヤ主義」を今のソーシャル・コンテクストで読み替えている。言葉はわからなくても(聞き取れなくても)、元ネタがanti-semitismであることを頭に置いてその映像に映っている人間を見れば、メッセージは明確である。続きを読む
posted by nofrills at 10:36| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

「武器をよこしたのはおまえらだ」(ルワンダ、ブルンジ内戦)

"You white people you are the ones that supplied all the weapons," he yelled at her. "Now you are going to feel what it is like."
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「武器をよこしたのはおまえらだ、おまえら白人がな。」男は彼女に向かって声を張り上げた。「それがどんなもんか、思い知らせてやる。」


2000年12月、ルワンダからブルンジの首都に向かっていたTitanic Expressというバスが、フツ過激派のFNL(the Forces for National Liberation; Palipehutu-FNL) に襲撃された。バスに乗っていたのはボランティアの活動家たち。その中に英国人、シャーロット・ウィルソンさん(当時27歳)がいた。

ウィルソンさんは科学(理科)の教諭で、ルワンダでもボランティアとして科学を教えていた。ルワンダ政府からも「ぜひともわが国のレベル向上にご尽力いただきたい」と頼りにされていた。

バスの乗客に向かって発射された銃弾は963発。ウィルソンさんを含む21人が殺された。続きを読む
posted by nofrills at 10:23| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年06月03日

Penny for Guy, but not 1,800 yen for this film (V for Vendetta)

※RSSでご覧の方、すみません。のっけっからネタバレです。(ブログでは、伏せるべきところは背景色と同色にしてあります。)

つい先日やっと、V for Vendettaを見てきたんですが、はっはっは。乾いた笑いしか出んわ。展開がダルいとか途中で飽きるとかは個人の好みだから言わないけど(<言ってるって)、何で最後が「ピープルパワーはいつでも本物です」+「彼はお星さまになりました」的ゆるゆるなハッピーエンドになるかね。はっはっは。

全体主義社会のアウトローは宅配便で全国民に一気に荷物を発送できるのか。はっはっは。全体主義社会のアウトローはIRAより多い量の肥料爆弾を作って保管しておけるんだから、よほど立派な庭と納屋を持ったコンスタント・ガーデナーなんだろう。のわりに庭のシークエンスはなかったが。はっはっは。ホワイトホールからパーラメント・スクエアにかけて大群集が集まっているのに、さすがは復讐の鬼にハートをゲットされ、現実には求め得ない父親を求めてしまった反体制娘、群集の犠牲などまったく考えないで議事堂爆破(200メートル以内に何人いたよ)。はっはっは。

つーか、何で2005年になってから(<当初公開予定は2005年夏)、80年代的類型ディストピア with ヒトラー的類型独裁者を、新作として見なければならんのかね。現実はもっと先に行ってるというのに。

▼以下はネタバレしそうでも、文字色を変えるなどの加工はしていません。ご注意ください。続きを読む
posted by nofrills at 17:37| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年05月19日

Conspiracy Law(英国の共謀罪)

イギリスの共謀罪について、ちょっとだけ調べてみた。優秀な官僚にすらわからないことについて、私に何ができるのかわからんけど。

「監視社会を拒否する会」さん記事、「共謀罪と監視社会」を問う市民集会報告 (06-01-27)より:
村井敏邦さん(龍谷大学教授)
 行為と結果があれば処罰するというのが刑法の原則です。しかし、行為も結果もないのに、何人かで合意した事実さえあれば処罰しようというのが共謀罪です。もともとは、十九世紀はじめにイギリスで労働組合が賃上げ要求集会を開くことを「取引の自由侵害」として処罰するために用いられた概念であり、これがアメリカに渡って労組弾圧のために猛威を振るった。雇用主や政治的な反対派を押さえつけようとしている人たちには大変有効な犯罪名になる。これが共謀罪のもともとの成り立ちであり、現在の使われ方です。


村井教授は元日本刑法学会理事長で、2006年4月30日の「情報流通促進計画」さんの記事では、与党の修正案について、村井教授が「修正案では適用範囲を制限することはできない」「逆に適用範囲が広がる」と指摘なさっていることが報告されている。

ともあれ、「もともとは、十九世紀はじめにイギリスで……用いられた概念であり」の部分を、もうちょっと調べてみたい。

「さかのぼりすぎ」というツッコミはなしの方向で。続きを読む
posted by nofrills at 01:52| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

共謀罪(ちょっとだけ英国の法律関連)

医療制度関連法案の採決、それも強行採決がなされたばかりだが(リンク先はタイゾーくんの日本語の論理構造を検討しておられるブログ)、次は教育基本法か共謀罪かというところである。レイムダック小泉内閣で。まったく、政権末期ってのはあぶないあぶない。

保坂議員のブログから:
共謀罪、荒波高まる。教基法特開催は先送りへ 2006年05月18日
http://blog.goo.ne.jp/hosakanobuto/e/dc704ba23e6fe7c8d38fb4fb8fd86b5f
教育基本法特別委員会の開催は見送られたが、次に法務委員会理事会は異様な空気に包まれて始まった。「民主党との修正協議は続けているが、その協議が実っても実らなくても、明日の委員会日程を立てたい」と強硬な提案が与党側からあった。昨日の厚生労働委員会での強行採決を受けて、今後の日程協議には応じられないという野党の立場だが、与党側は明日の朝、9時20分理事会・9時30分委員会で2時間審議で質疑終局・採決を提案した。「明日の委員会の内容の協議は出来ない。質疑終局・採決などもっての他だ」と反発。平行線のまま、いったん休憩となった。このままだと、与党単独で法案を修正の上、採決に突入する危険性が高まってきた。


アップデート
情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士さんがトラバで知らせてくださった。朝日、18日23:45記事(まったく何て時間だ!)、与党側は「法案の審議は十分尽くした」としており、19日に採決する方針だだそうです。

共謀罪創設法案、19日採決へ
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 犯罪の企てを話し合ったとみなされただけで罰せられる「共謀罪」を創設する法案をめぐり、衆院法務委員会の理事会が18日開かれ、石原伸晃委員長は19日午後に委員会を開くことを職権で決めた。与党側は「法案の審議は十分尽くした」としており、19日に採決する方針だ。民主党との修正協議を同日昼まで続け、不調に終われば、4月末の与党修正案を取り下げた上で、与党単独で「再修正案」を提案するという。与党が強行採決に踏み切れば、民主党は19日以降、すべての国会審議を拒否する方針だ。
 ……


うはー。

あと、ヤメ記者さんが紹介しておられる法務省のプリント(としか呼びようがない)のPDFがすごいよ。
組織的な犯罪の共謀罪 〜対象となり得るケース・ならないケース

根拠も理由も何も書いていない。

たとえばね、「友人数人で代金を出し合ってCD1枚を買って、人数分コピーすることを合意」するのは、「共謀罪にはならない」のだそうですが、それはなぜか、がまったく書かれてない。この紙ペラのあとに説明のページがあるのかと思って一生懸命スクロールしちゃったじゃないのさ。

end of アップデート続きを読む
posted by nofrills at 00:54| i_dont_think_i_am_a_pacifist/words_at_war | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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