今日、午前中法務委員会で共謀罪について質疑しました。
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特に、条約との関係において、アメリカ・イギリス・カナダにおいては共謀罪がどのような形で導入されているのか、対象犯罪の数について、更には、ドイツ・フランス・イタリア・ロシアは参加罪を採用しているが、団体を特定しているのか、などについて質問しました。
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外務省の答えは、
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「わかりません。」
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でした。
あたしゃこれ読んだとき、椅子からコケたよ。
保坂展人衆議院議員の「保坂展人のどこどこ日記」、5月12日記事、「共謀罪、16日『強行採決』の危険性」より:
与党側からすでに民主党への再修正案が提示された。……民主党は「合意までにはなお隔たりがある。与党に本質的な修正に踏み込むという姿勢が見られない」とした。与党側は、「16日までに精力的に修正協議をすすめてぜひまとめてほしい」と要望した。続きを読む
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そして、採決へ向けた与党側の提案があった。「いよいよ審議時間も十分とってきたので、来週の16日(火曜日)には質疑終局・採決をお願いしたい」。どうも、修正協議はそれまでですよ、との姿勢に見えた。野党側は「まだまだそんな段階ではない。多くの国民が心配をしている状況なので、国民の声を聞く公聴会などもやるべきではないか」と拒否、そして平行線の議論となった。……